お見合いした人との結婚式が迫る尚は花嫁になる準備も万端だったが、運命を感じる恋に出会ってしまう。そして、尚の記憶に異常が現れ始めていた・・・。若年性アルツハイマーで自分を忘れていく恋人との切ない純愛ラブストーリー『大恋愛』のあらすじネタバレや感想をまとめます。
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22時ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』あらすじ感想ネタバレ/初回1話~最終回まで
放送:2018年10月12日START 毎週金曜よる22:00~
ここからはネタバレに関する記述があります。
1話~最終回のあらすじ・ネタバレ【随時更新中】
最終回まで随時更新しますので、また覗いてくださいね♪
1話のあらすじ
※1話、2話と展開に変化が多い回は長めにあらすじを書いています。
34歳の北澤尚(戸田恵梨香)は、母(草刈民代)が院長を務めるレディースクリニックの医師。もうすぐ40歳になる年上の医師・井原侑市(松岡昌宏)とお見合いをして、気も合うので婚約。結婚式が近付き、花嫁衣装や引っ越しを準備していた。
しかし、引っ越した先でアクシデントが起こり、たまたま引っ越し屋さんとして部屋に訪れた男・間宮真司(ムロツヨシ)に助けを求めた。助けてもらったお礼がしたいと尚は強引に真司を食事に誘い、居酒屋で楽しくお喋り。連絡先も交換して、婚約者の着信を無視してしまうぐらい、すっごく楽しんでいた。
最初は結婚直前の女性相手に遠慮する真司だったが、やけに強引な尚と会話を重ねていく内に打ち解け、自分は尚が大好きな小説家・間宮真司だということを告白する。
お気に入りの小説家との出会いを運命的だと感じた尚は、理性を越えた本能に従って真司に迫り、ふたりは急接近。まるで生き急ぐように瞬く間に真司と恋人関係になった尚は、結婚解消を決断するのだった。
幸せそうなふたり。しかし、尚の記憶に異変が・・・。
1話の感想
助けるシーンとか、語りかける言葉とか、ムロさん男前~♪
自分の書いた小説は、いわば自分の分身。それを純粋にベタ褒めされちゃったら、そりゃ惚れてまうやろ。尚さん美人でうらやまし~。
橋の上で、朝まで楽しくお喋りするふたりのシーン。朝焼けを眺めながら満足感いっぱいって雰囲気♪なんか、恋人との時間を忘れちゃうほど満たされたデートを思い出すなぁ。(遠い目)
ツイッターの反応
初回放映後に多かった呟きはこちら。
- よかった、面白っかった
- 来週も観たい
- テンポ早い、スピーディー
2話のあらすじ
真司(ムロツヨシ)に会うために急ぐ尚(戸田恵梨香)は自転車と接触事故を起こしたが、脳内出血も骨折もなく体に問題はなかった。しかし、偶然にも尚の検査結果を目にした侑市(松岡昌宏)が尚の脳に異変があることに気付く。
侑市は尚と仕事前に病院で会う約束をすると、久し振りに再会した尚は婚約解消のことを話そうとするが、侑市は医師として尚と向き合い、記憶障害について心当たりがないか聞くのだった。
心当たりがあるのに「思い当たることはないです」と拒絶する尚に、侑市はアルツハイマー病の前段階「軽度認知障害」の疑いがある、症状が軽い内なら進行を防ぐことができるかもしれないから検査を受けて欲しいと言う。
その頃、真司の部屋には尚の母親が文句を言いに訪ねてくる。一方的に責められる真司は「俺が結婚を望んだことはないです」娘さんの方を説得してくださいとハッキリ言うが、尚の母親は100万円の手切れ金を置いて行ってしまう。
検査の結果、問題が認められた。大切な真司との愛しい記憶は覚えてる・・・のに、だんだん症状が酷くなっていくかもしれない、自分の症状を母に告白しながら不安で泣いてしまう尚はすっかり元気を失くしてしまう。
尚の病気のことを侑市の両親も知り、これで婚約解消は決定的になってしまった。母の前では元気そうに振舞う尚は、医師としての侑市に感謝を述べ、冷静に婚約解消の話を進める。
そして、手切れ金の一件で逆に尚と一緒にいたい気持ちが湧きあがった真司がそれを尚に伝えるが、尚は「予定通りに結婚する」と言って真司を突き放すのだった。
新居のマンションから引っ越す尚。偶然にも尚の婚約解消を知ってしまった真司は、尚に連絡を取ろうか悩んでいると、尚の視覚に異変が!倒れこむ尚は、思わず真司に助けを求めてしまう。そして尚は、駆け付けた真司に自分の病気のことを告白する。
2話の感想
題材と展開もドラマティックで興味を惹きますが、登場人物に愛着が湧く物語ですね。今後侑市が尚への愛情が膨らんだとしても、尚の病気が両親にも知らされたことで大きな障壁ができてしまいました。このまま医師として尚を支えるだけなのか、恋に参戦するのかは分かりませんが、尚、真司、侑市、それぞれを応援したくなります。
1話では突飛な行動が気になる尚は、2話では自分が病気であるという事実を知り、表面上では冷静に身辺整理を始め、やはり真司とも距離を置きました。尚の誠実さと、真司への想いの強さが描かれた回だと感じました。
ツイッターの反応
- ムロツヨシかっこいい、男前、惚れる
- 泣ける、涙出た
- きゅんとなりました
3話のあらすじ
自分がやがて若年性アルツハイマーになってしまうことを真司(ムロツヨシ)に告白した尚(戸田恵梨香)。尚を病気ごと受け入れる覚悟をした真司だったが、その先に待ち受ける困難をまだ予想できないでいた。
真司と一緒に暮らすことになった尚は、自分の貯金で古くて狭い真司のアパートから、新しいマンションへ引っ越したいと言い出す。お金には困ったことのない尚の価値観に戸惑いを隠せない真司だったが、ようやく二人の関係を許すことにした薫(草刈民代)にも引っ越しを勧められ、尚の実家近くで新居を探すことに。
そんな中、尚の主治医が元婚約者の侑市(松岡昌宏)であることを知った真司は、一人で侑市のもとを訪ねるが…。
真司は侑市に、どんな状態でどんな治療をしているか知っておいた方がいいからと、治療内容を教えて欲しいと申し出るが、侑市は真司が尚の家族ではないからダメだと守秘義務を押し通して断ってしまう。
一方、自分の病気の進行に不安を抱く尚は、これまでのようには診察を続けられないと母に申し出る。そんな尚を明るく支える真司だったが、貯金も収入も少ないことを気にして仕事量を増やし過ぎ、体を壊してしまう。病院に運ばれた真司の元に駆け付けた尚は抱きついて愛を囁くが、「好き侑市さん」と言ってしまい真司の表情は固まる。
※❝❞で囲っている部分は番組サイトより引用。
3話の感想
尚のお母さんが積極的にふたりのお付き合いを受け入れてくれて良かった~。180度転換にはビックリしたけど、ほっとしました。お母さんも前向きで、明るく支えてくれる人がいて、優しくて、つら過ぎず、暗過ぎず、ますます良い雰囲気。笑顔で涙を流す尚にジーン。
お母さんのチョイスに問題があるんだろうけど、侑市さんのお見合い運が悪過ぎて、あちゃ~。もっと普通のお嬢さんたくさんいるやろに。ちょっと演出過剰で笑っちゃいました。しかし、真司のお願いを拒否したのは医者としてではなく嫉妬心なのかしら。
そしてラスト、尚が真司と侑市の名前を間違えちゃったのは、病気による記憶の混乱かなと思うんだけど、真司は真顔になってましたね。財力がなくて自信を失っている真司にはズキーンと痛かったのかな。
この真司の心の揺らぎと、いまさら尚に本気になってきた侑市さんの心の揺らぎが、今後どう膨らんでいくのか気になるところ。ドラマティック展開として侑市さんのワンチャンあるのかな。
ツイッターの反応
- お母さん切替早い
- 尚とシンジふたりとも可愛い
- 幸せになって
- 患者が好きな人だとつらそう
- 最後が切ない、つらい
4話のあらすじ
侑市(松岡昌宏)へのコンプレックスから、少しでもお金を稼ごうと無謀なアルバイトで倒れてしまった真司(ムロツヨシ)。病院に駆け付けた尚(戸田恵梨香)に正直に打ち明け、愛を確認し合った。だが…、尚は真司に抱きしめられながらも、誤って侑市の名前を呼んでしまう。
名前を間違ったことに気づいていない尚。“侑市”と呼ばれた真司はショックを受けながらも、尚の病気のことを思い、気づかないふりをするが…。一方尚は、日常生活での失敗が増え病気の進行を自覚する中で、真司の名前を呼び間違えたかもしれないと不安になる。
翌日、退院した真司と尚のもとに、引っ越し屋の先輩・木村(富澤たけし)が、職場に置いたままだった真司の荷物を持ってやってくる。真司が小説家だったことを知らない木村に、尚は嬉しそうに真司の著作「砂にまみれたアンジェリカ」を手渡すのだった。そんな中、レディースクリニックで尚が診察していた患者が、尚の病気に気づいて…。
※❝❞で囲っている部分は番組サイトより引用。
登場人物のネタバレ
【随時更新中!】ドラマのエピソードや番組サイト情報から、この物語で生きるメインキャラ3人の個性を探ります!
北澤尚(戸田恵梨香)主人公
- 若年性アルツハイマーの兆候がある女医
- 美人でサバサバと本音を口にする
- 恋愛にのめりこんだことはないドライな性格
お見合い相手の井原侑市と気が合って結婚、と1話で描かれていましたが、なぜ婚約者を裏切るようなことをしてしまったのか?人物設定を読むと納得しちゃいました。サバサバとした結婚には恋する気持ちが発生していないようです。
恋愛感情は感じなかったが、容姿端麗で頭脳も優秀な侑市のDNAに魅力を感じ、人生のパートナーとして仲良くやっていけると思い婚約
2話の行動は、
- 結婚解消し、真司とも別れようとする
- 専門医として信頼できる侑市に今後の治療を頼む
- 辛いとき思わず真司に助けを求めてしまう
3話では、真司との仲が親公認になり幸せそうなシーンもたくさん描かれましたが、病気の進行がどうなっていくのか気になります。
間宮真司(ムロツヨシ)元小説家
- 話が面白いので意外とモテる
砂漠を歩くコース。引っ越しアルバイトとして尚と出会った時は無愛想でしたが、お喋り上手でモテる男。しかし、生い立ちは暗く、孤独を背負っています。
- 親に捨てられ児童養護施設で育つ
- 定時制高校を卒業
- いろいろな職業を転々としてきた
- 「砂にまみれたアンジェリカ」で新人賞を受賞
- 期待の2作目は不評で売れなかった
小説家になったきっかけは?
深い孤独と特殊な育ちからくる独特な感性で、自らの不幸を自ら救うように小説を書きはじめる。
尚と出会い、恋したことで再び開花していく作家としての才能・・・尚との大恋愛の記録を書いていくことになるのかな。彼女が忘れても読み返せるように。(掟上今日子の備忘録みたいな)
そしてこちらは2話の展開。消極的だった真司に動きがありました。尚の母が別れてくれと言いにきたおかげで、じっくりと考え、尚と一緒にいたいという想いを実感。しかし、今はまだ尚の母に反対されたまま。
- 尚の親が直接別れてくれと言いに来る
- 尚と一緒にいたいという気持ちが強くなる
- どんな病気でも気にせず一緒にいたいと尚に言う
3話では、尚の病気を知った母親がなんと真司を歓迎&すこぶる協力的に!しかし、ラストでは尚が真司に好きという場面で名前を「侑市」と言い間違えられてしまう。
井原侑市(松岡昌宏)アルツハイマー病の権威
超特急快適列車コース。お見合い結婚相手として親も納得、大合格なイケメンです。
- エリート精神科医
- 父は有名建築家、母は有名なウエディングドレスデザイナー
劇中で、尚と似ているといってましたが、結婚観も似ていたようです。尚が真司と出会わなかったら、ドライでスマートな結婚生活を送っていたことでしょう。
尚は、美人な上、サバサバと本音を口にする面白い女性で、退屈せず、価値観も似ており、自立もしていて、パートナーとしては暮らしやすいと考えた。
尚が若年性アルツハイマーに!!
- 主治医として尚を支えようとする
- 尚への本当の気持ちに気づいていく
こちらもキュンとなる展開が待っているのね!婚約者が専門医だなんて、こちらも運命的な出会いだよね。
2話では、尚との楽しそうな思い出が侑市の脳裏によみがえったり、侑市の両親が結婚前に病状が明らかになって良かったと言う前で侑市の顔は曇っていました。
3話、侑市の母親がお見合いをたくさん持ってきたために、逆に尚への想いが強くなってしまったようです。尚の主治医として、真司と会う機会がありましたが険悪な雰囲気に。対抗心が発動しちゃったんでしょうか。
※❝❞で囲っている引用文は番組サイトから抜粋しています。
最終回ネタバレ【随時更新、予測中】
原作なしのオリジナル脚本なので、ドラマ放映中は回を重ねるごとに分かっていくことを追記&予想しています。最終回後に完成します。
放映前からすでに分かっているのは、尚が自覚なく記憶を失う「若年性アルツハイマー」になってしまうこと。その症状にいち早く気付いた婚約者・侑市は、その専門医であり、別れ話が出た尚への愛情を今後じわじわと育てていくということ。
1話では、初めての大恋愛という盛り上がりで尚と真司がラブラブですが、サブタイトル「僕を忘れる君と」の「僕」は尚の大恋愛の相手・真司だと推測されるので、回が進むにつれて尚は忘れたくない真司との愛しいの記憶を失っていくのでしょう。
尚は自分の症状を恐れながらも医者として冷静に未来を予測して、とりあえずは真司に迷惑を掛けることや親不幸なことは避けそう。真司も1話2話では消極的ですが、番組サイトで「明るく健気に支え続ける元小説家の男」「物語が後半になるにつれ、芯がしっかりある人間になっていってます」とあるので尚への愛情が燃え続け、元小説家として自分ができること=尚が忘れていく記憶を記録していく展開になるのでは。
軽度認知障害の早期発見で進行が食い止められるといいのですが・・・。