ドラマ「お迎えデス。」原作漫画の感想と恋愛まとめ、ネタバレあり

「あ、これ読んだことある。好きなんだよね♪」

2016年4月16日(土)よる9時にスタートする春ドラマの原作は、少女漫画。
途中読みだったので、文庫版(全3巻)を買って最後まで読んでみました!

私が感じた見所ポイントや
気になる恋愛関係などをネタバレありで紹介していきますね。

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「お迎えです。」ってどんな漫画?魅力と感想

着ぐるみウサギがおもしろ可愛い、
オカルト恋愛ファンタジー

ほっこりゴーストケア(成仏)物語、
「死者がこの世に残した未練」を解消していくハートフルストーリーです。

霊に肉体を貸せる特技が発覚した主人公・堤くん(えんちゃん)を中心に、
幽体離脱や霊を掴める女の子・阿熊(あぐま)さんが賑やかに活躍!

霊と会話出来る特異体質の生きた人間達が、
さまよう霊を極楽送迎する「あの世の業者『GSG』」に協力する
オカルトチックな物語が楽しい♪

主人公とヒロイン

魅力は、切ない恋心と
色々なギャップ・温かい人間関係

登場人物は死者の方が多いのじゃないかしら?

かと言って脅かすようなホラー要素は皆無、
可愛さ・笑い・温かさで出来ている漫画です。

幽霊自体もホットで面白く、
未知の存在である霊相手の仕事を
一般大学生がバイトで手伝うっていうライト感&お笑い要素多めなのがイイ!

この世にモヤモヤを残した霊を癒すだけでなく、
それを通して生者である主要キャラ達が何かを感じて成長していく様子も素敵~。

もちろん、切なく淡い恋心を描く
少女漫画ならではの「きゅんとする純愛」展開も見所です♪

相手のことを想って積極的に行動したり、我慢したり。
お友達になりたくなるキャラが満載です。

さらに、魂送迎人である「着ぐるみウサギ」の抜け感とラブリーさ、
ウサギを脱いだ時のイケメン度(と、偉そうでダルそうな態度)というギャップも見所!

「着ぐるみウサギ」が勤めている「あの世の会社」の上司が決行する、
サービス強化月間コスプレが楽しくて好き♪

これは本作にとって重要な要素だと思うので、
ぜひ映像化でも力入れて欲しいところ!(力説)

ところで、ナベシマさんの可愛い相棒
ゆずこちゃんはドラマに登場するのかな?
(【追記】ゆずこちゃんのドラマキャストも発表されましたね♪)

 

続いては、登場人物と恋愛について!

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切ない恋愛どうなる?原作『お迎えです。』(ネタバレを含みます)

あの世や幽霊などのオカルトファンタジーに、
切ない恋愛が絡んで来ちゃうから、また面白い♪

なにげに多角関係な恋愛の行方は!?

ほっこりLOVEなんだけど
叶わない恋や長く待つ恋など、ジワジワ切ない所も見所です。

かんたんな恋愛相関図

↓イイ具合に、原作者さんによる説明がツイートされたので紹介しますね。
※セクハラ&そこそこスケベ設定はドラマで無くなりそう(笑)

↑ここに、各エピソードで登場する周辺人物(の恋愛)が絡んできます。

堤くん(えんちゃん)を好きな幽霊女子や
阿熊(あぐま)さんに憧れて敵意を持つ幽霊、
ゆずこちゃんが生前に好きだった人などなど。

甘く切ないラブストーリーが盛りだくさん!

着ぐるみウサギと中身「ナベシマさん」

ドラマでも「着ぐるみウサギ」は使われるんですね、良かった♪

で、公開されているビジュアルを見ると
顔は再現率が高くてNICE!ですが、

個人的な感想を語ると、
胸囲や胴体はもっと「ふてぶてしく」太っていて欲しいなぁ。

中身に「ナベシマさん」が入っていることを思うと、
謙虚や弱キャラに見えちゃうから、
もっと堂々とした体形にして欲しいのです~。

ナベシマさんとは?
↓主人公・堤くん(えんちゃん)に絡んで不敵に笑っているのは、
堤くんより年上のナベシマさん。
(髪を縛っていますが女性ではありません)

ナベシマさんは仕事の関係上で肉体を持っていますが、死んだ人間。

言葉や態度は悪く、
GSG上司の言う事を聞かないけど

この世やあの世のしがらみを乗り越えた、
ハートのある仕事が出来る男です。

通常は、全員に支給される「手錠」で未練を残した魂を確保するんだけど、
ナベシマさんは手錠を一回も使わず仕事をこなすというエピソードが好き♪

未練を断ち切って連れて行くのでは無く、解消して成仏させる手法。
死者であろうが生者であろうが、気持ちを最優先!

だからこそ、気の強い女子・阿熊(あぐま)さんが惚れこんじゃいました。

阿熊(あぐま)さんの恋愛

ナベシマさん大好き!
叶わない恋に立ち向かう、一途な女の子♪

ドラマではヒロインと称されている、
気の強さと弱さのギャップが可愛い女子高生。

おっと、ドラマでは大学生なんですね。
しかも堤くん(えんちゃん)と同じ歳。

この設定変えは、う~んですね。
せめて2歳ぐらい差があると嬉しかったなぁ。

女子高生・阿熊(あぐま)さんのまだ幼い思考と、妙に大人びた意見と実行力。
年上である、大学生・堤くんの物分かりの良い大人びた希薄な態度と、純粋さ。

↑この絶妙なバランスが好きなので。

年上とか関係なく、意見(正論)を言う潔さ。
でも年下らしく、幼い感情表現や泣き虫など可愛いところも満載。
そこに堤くんが魅力を感じたと思うから。

そう、阿熊(あぐま)さんも「ギャップ魅力」を持った可愛いキャラです。

見栄っ張りが可愛い、ツンデレ担当。
粗暴でケンカ腰だけど、芯は礼儀正しいところも好感。

腕っ節が強いのは、実家が空手道場だから。
真っ直ぐで礼儀正しいのは、格闘家だったおじいちゃんの教えなのでしょう。

さて、ナベシマさんが大好きで
押しの強い求愛行動をする阿熊(あぐま)さんですが、

残念なことにナベシマさんは死者なので、叶わぬ恋。
そういう所はいたって真面目なナベシマさん、完全拒絶がとても切ないの…

生者と死者の恋愛、
これは物語の重要ポイントになっていきます。

いつもはクールな堤くん(えんちゃん)や
友人の津田くんも、どっぷり悩む事に…

未練を断ち切ったはずの死者、
ゆずこちゃん(ナベシマさん相棒)の再会エピソードも切ない…

切ないけど、あったかくて後味は良いけど、どうしようもなく切ない。
そんな数々の恋愛エピソードが楽しめる物語です。

堤くん(えんちゃん)クライマックスの恋愛が切なすぎる~

困っている人をほっとけない。
優しいだけじゃなくて、強い精神力と判断力を持っている堤くん。

しかし、無表情で感情の起伏が少ないので、
子供の頃から同級生などに理解されにくいタイプ。

津田くんという仲の良い同級生はいるけど、友達は少なそうです。
(原作とドラマでは性格が少し異なるらしい)

でも、ナベシマさん達と出会ってから、
ノリにつられてるのか喜怒哀楽が出てるみたい。

そして後半では、
珍しく感情的になるシーンが
幾つか登場してワクワク!

堤くんって誰が好きなの?
ってな展開になっていくんだけど

いまさら恋人同士になれない女の子
千里(ちさ)への恋心が膨れ上がってしまったり、
他の人を好きな子(阿熊さん)に好意を抱いてしまったり、

ダブルで切ない!!

ラストエピソード良かったなぁ…
ぜひドラマでも観たい、切ない感動さよならシーン。

千里(ちさ)ちゃんの登場で、
堤くんの好みのタイプは元気な女の子なんだなぁ、
だから阿熊さんにも惹かれるんだなと感じました。

↓えんちゃんの恋愛ネタバレ。
2016新連載のための説明ツイートより。

ちなみに、2016春から再スタートする連載は
コミックのラスト(最終回)直後のお話しからだそうですね。

文庫版の巻末ショートストーリーでは、
社会人になった堤くんと阿熊(あぐま)さんが良い雰囲気だったから

そこに至るまでのモヤモヤした
ラブストーリーが描かれるのかしら?

いつだって強気でいたい阿熊(あぐま)さんが、
堤くんの前では何だか甘えたくなる気分に陥るところが好き♪

旧『お迎えです。』で苦しい失恋を経験した、えんちゃん。
阿熊さんは、叶わない恋に立ち向かい続けるんだろな。

そんな二人の新たな「きゅんモヤ」、面白そう!
(胸きゅん+モヤモヤ)

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ドラマネタについて!