映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」で華麗なアクションを披露した主人公のジャック・スパロウ。演じたジョニー・デップがはまり役でしたね。今回、彼が言ったセリフの中で私が心に響いたものを幾つかと、他の登場人物のセリフなどをご紹介。
もくじ (文字クリックでジャンプ出来ます)
第1部
インターセプター号を奪おうとした時、海軍に何しにここに来た?と言われたジャックは「船を奪って海賊を集めて暴れまくる」と正直に言ったのでその後にこんなことを言ってました
「ホントの話をしても信じ無いと思ったら言うだろうな」
確かにそうだな~、と思いました(笑)ちなみにスパロウと会話した二人の海軍は第1部~3部までしっかりと登場し、最後は海賊になって嬉しそうな顔をしていました。コント担当の名脇役たちです。
エリザベスを助けたのに身元がバレて捕まってしまったジャック。しかしエリザベスを盾に上手く逃げることに成功した彼がノリントン提督たちに言ったセリフがこちら
「今日という日を忘れるな、捕らえそこねちまったキャプテンジャック・スパロウを」
しかしノリントン提督に捕まってしまったジャックが嫌味たっぷりに言われてしまったのがこちら
「今日という日を覚えて置かれるがいい、キャプテンジャック・スパロウが惜しいところで逃げ損なった日だ」
悔しそうな顔をするジャックを想像できますよね。
ドーントレス号を奪おうとしたジャックとウィルにノリントン提督の部下ジレットは「この船を二人で操るのは無理だ。湾の外にも出られまい」と小馬鹿にするような言い方をしたのでジャックが返した言葉がこちら
「あのな、俺はキャプテン・ジャック・スパロウだ。おわかり?」
ダラダラ長台詞を言うよりも説得力のある一言でした。かっこいいですよね。ドーントレス号に乗船したのはインターセプター号を奪うための工作でした。ちなみに「おわかり?」は彼の口癖です。
インターセプター号を奪ったジャックとウィル。自分の父親は船乗りで海賊ではないと信じて疑わないのでジャックがこんなことを言ってました。
「男にとって大切な事は一つ。自分に何が出来て、何が出来ないかだ。」
オヤジさんはいい海賊だった。それを認めるか、認めないかだ。そして海上で二人きりになったウィルに対して、もっと素直になれ!という荒っぽいジャックの説得でウィルは現実を受け止めたのでした。
第1部のラストで絞首刑から逃げ切ることが出来たジャック。海にダイブしてしまった彼を追うこと無く、その姿を見つめるノリントンにエリザベスの父親ウェザビー・スワンが言ったセリフが印象的でした。
「稀ではあるが、正義を貫くために、海賊の助けが必要なときもある。ならば海賊も時に正義となりうるのだろう。」
この言葉に同調するかのようにふと笑いを浮かべて去っていくノリントン提督。規律に厳しく海賊の取締を徹底していた彼が見せた紳士的な対応が男らしかった。
第4部「生命の泉」のラストが哲学的な名言
命の泉を飲み損ねてしまったジャックに相棒のギブスが
「永遠の命を手に入れることが出来たかもしれないのにどうしてだ?」
と言ったので、ジャックは
いつ最後を迎えるか知らないほうがいいだろう。己の全てが果てしなき命の謎を感じ取る。俺の名前は永遠に生き続ける「生命の泉の発見者」として。俺がどうこう言うことじゃない。それが海賊暮らしさ、おわかり?
言い終わった後にニコリと笑うジャック。4作品の中で一番心に残るセリフで、ジャックらしい一言かなと思いました。