映画「メイズランナー」の感想、予告なくて残念でしたが臨場感は最高でした

ネタバレありますので映画を見る予定の方は気をつけてください。

2015年5月22日に公開された映画「メイズ・ランナー」を観てきました!
いや~、迫力ありましたよ~、
これから活躍が期待される若い俳優さん達が大勢出演されていて、
子役だった子がこんなに大きくなったのか・とか、このかっこいい人は誰なんだ!とか
本編以外にそういったお楽しみ要素が満載の映画。
それでは早速キャストからいってみましょう~♪

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もくじ (文字クリックでジャンプ出来ます)

気になるキャスト

主役のトーマスを演じたのはディラン・オブライエンという方で
今作で初めて知った俳優さんの1人。
登場シーンはとても弱々しくて頼りない青年でしたが
「ここから抜け出すんだ!」という強い意志とともに表情も変わっていくのでそこらへんも注目。

 

今作では紅一点のテレサ役を演じたのはカヤ・スコデラリオ
すごい美人だな~と思ってたらモデルとしても活躍されている方で、
過去に映画「タイタンの戦い」にちょい役ですが出演されてた人です。

彼女の登場によって物語が大きく動くことになりますが、
第一部ではかなり後半に登場します。
数十人の男性の中に唯一の女性が入って恋愛模様が描かれる・・・・なんてことはありません、
それどころでは無いですからね。

 

どこかで見たことあるんですよね~・・誰だったかなぁ・・・、
「あっ!ラブ・アクチュアリーの子だ!!」っということで思い出しましたwあれから12年、時が経つのも早いですね・・、そしてトーマスくんは見事にイケメン青年に成長してくれましたよ。

今作では物事を冷静に対処する頭の良い青年を好演、主人公の意見に常に肯定的で、影で支える頼もしいヤツです。
甘いマスクが女性たちに人気が出そうですね。

 

最近テレビで「ナルニア国物語 第3章」やりましたよね、そうなんです、
あの憎たらしい親戚の子が、今作も憎たらしい役を演じますよw
俳優はウィル・ポールター、いつの間にやらドンドン成長して身長は188cm!
かなりデカくなりましたね。
そんなデカくなった彼の役は後から入ってきた主人公トーマスの改革案に否定的。
3年という長い年月の平和を維持してきたのだから今後も平穏を望む彼にとって
危険を犯して脱出しようとするトーマスが邪魔でしょうがない。

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「3年も平和に暮らしてきたんだぞ!!」

結局和解がないまま彼も犠牲者の1人になってしまう・・・。
ということで2部以降は出ないとなると少し残念ですね・・、良いキャラなんだけどなぁ・・。

 

そして今作の愛されキャラ・チャックを演じたのはブレイク·クーパー
グーニーズのチャンクを思わせる容姿についつい顔もほころんでしまう。
主人公を慕い、そして母に会うために脱出を決意しますが・・・・。

 

ランナー(迷宮調査員)として活躍するミンホ役にキー・ホン・リー。
素早い身のこなしと俊足で、第1部では彼の活躍が大きい。

 

メイズランナーの感想

あの冷たい大きな壁・・・、ビジュアルはまさに進撃の巨人。
高い塀に囲まれた場所で若者たちが協力し合いサバイバルのような生活をし強いられる。

どうやら若者たちは記憶を消されてしまったようで、名前しか思い出せないようです。
だからこそ畑を耕し作物を育てて平穏な生活をしていたわけですが、主人公の登場で事態は急変。

この記憶というのも今作のキーワードで、その記憶を取り戻した時に
「脱出はできない」と語ったあの若者は何を思い出したのか。

そして物語の終盤、脱出に成功した若者たちは、エリアAから別のエリアに移動させられてる?
というところで第1部が終了。

WCKD(研究所名)だったかな?w、かなり科学技術が進んだ研究所で
人体に悪影響を及ぼすウィルスの研究をしていたわけですが、どうやら感染しない人がいるので
その人間の人体実験をしていた・・・そうなんですが・・、

その感染しない人というのが記憶を消された若者たちであり
本作の主人公たちなんです。

ただ、主人公トーマスやテレサは研究所側の人間だったらしいのですが
なぜ実験される側にまわったのか・・。ココらへんもまだ疑問点です。

この巨大な迷宮は1部で完結しますが、
第2部では更に若者たちを困らせる迷宮のようなものが登場するということなのか?

ただ、なんだか勿体ないですね、
第1部で登場したこの大きな迷宮は早朝に入口の門が開き、夕刻に締まります。
この時間内に様々な疑問や謎を解き明かしていくのかと思いきや
早速迷宮に主人公が取り残されてしまう。
主人公が来る前に迷宮探査はイヤッというほどやって来たと思いますけどね・・・
その証拠に迷宮の全体像を模型化していますから凄いですよ。

全速力で走り抜けたり化け物に追い掛け回されるなど、臨場感もありハラハラドキドキは十分ありましたが
そうしたタイムリミット的なハラハラ感が呆気無く終わってしまった感が少し残念に思えました。

でもこの迷宮、夜になると動き出し形が変わるので
「トルネコの不思議なダンジョン」みたいで面白かったですw

結局、この迷宮は一つのエリアに過ぎず、俯瞰してみると、
とてつもなく大きな敷地に複数のエリアが点在する大掛かりな実験施設なのかと。

ということは第1部の迷宮以上に複雑なエリアを期待せずにはいられないですよね。
また、3部作というのは周知の通りでしたので、エンドロールの終わりまで見ましたが予告が無く残念。

期待していたキャラの死、次回への期待感をグンとあげてくれないまま終わってしまったラスト。
面白いのにちょっとだけ勿体ないなぁと思いました。

あっ、書き忘れていましたが、迷宮に潜んでいる化け物は研究所が作った物と思われますが
刺す能力があり、刺されたものは人格を失い、やがて死に至るので人体実験に大きく関わるものと思われます。