「生命の泉」で登場した人魚とフィリップの恋の行方と気になる最後

パイレーツ・オブ・カリビアンの4作品目「生命の泉」ではキレイな人魚が登場して海賊たちを魅了し海へと引きずり込んでいったシーンが印象的でしたが、1人は人間の男性と恋に落ち、二人は水中へと消えてしまったので、その後どうなったのか気になるところ。今回はそんな疑問にスポットを当ててみました♪

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最後にシレーナと共に水中に潜ったフィリップの安否?

宣教師のフィリップは既に深い傷を負っていたので、このまま放っておいたら確実に死んでしまいそうな状態でした。

諦めていた時に、人魚のシエーナが水面から顔を出して彼に言いました。

「私ならあなたを助けられる」

と。宣教師は「許してほしい」と彼女にいい、シレーナはそっと彼に口づけをして二人は水中深くへと消えてしまったのです。映画はこのシーンで二人のサイドストーリーが終わってしまったため、「その後」が気に人も多いはず。

でも、実は「助かった」とも言えるし、「助からなかった」とも捉えることが出来るのです。

1、シレーナは「死は命を与え、命は死へとつながる」と語っていたのが印象的でした。これはいわゆる仏教やヒンズー教でいう輪廻転生で、宣教師は死んでしまうけど、あなたの死は決して無駄ではないよという解釈ができます。

2、「人魚にキスされると溺れない」というセリフが登場するので、シレーナとキスをしたフィリップは水中で彼女に癒やしてもらいながら二人は末永く幸せに暮らしたのかな、とも捉えることが出来ます。

映画なので、どちらか一方が答ということはなく、それぞれ色んな捉え方があっていいと思います。私はフィリップが生きている方に一票♪

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フィリップが咄嗟に付けた名前の語源

「彼女にはちゃんと名前があるんだ!」そう叫んだフィリップは彼女の名前を「シレーナ」と呼びましたが、映画では特に説明はありませんでしたが、小説ではちゃんと補足説明がありました。

どこかで聞いたことがあると思いますが、ギリシャ神話に登場する「セイレーン」を彼女の名前にしたそうです。イタリア語では「シレーナ」と呼ぶそうですよ。セイレーンと言えば創作で下半身が鳥の姿として登場することが多いですが、魚の姿としても言い伝えられています。

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