5分で分かる「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのあらすじまとめてみました

シリーズの第1作目「呪われた海賊たち」が2003年に公開され、2006年に「ワールドエンド」、2007年に「デッドマンズチェスト」、2008年に「生命の泉」が次々と公開されましたが、あれから9年。長らく続編の製作はストップしていましたが、2017年7月にファン待望の5作目「最後の海賊」が公開されることになりました(アメリカは2017年5月に公開)。

今更感がありますが(笑)、一応ネタバレしていますのでお願いします♪

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第1作「呪われた海賊たち」

船を手に入れるため、ポートロイヤルに来ていたキャプテン・ジャック・スパロウ

総督の娘・エリザベス・スワンが式典の日に意識を失い海に落ち、ジャックは彼女を助けることが出来たが身元がバレて捕まってしまう。しかしある晩、バルボッサ率いるブラックパール号がポートロイヤルを襲撃し、エリザベスをさらってしまう。

彼女を助けるためにウィル・ターナーは牢屋に入れられたジャックを逃し、海軍からインターセプターを奪って二人でエリザベス救出に向かうが、バルボッサに襲撃され、エリザベスとジャックは無人島に置き去りにされてしまった。

無人島に海軍が来て二人は助かったが、ジャックはまた囚われの身となってしまう。ウィルを助けたいと願う彼女はノリントン提督に彼の救出を懇願し、ジャックは道案内役として海軍とともにバルボッサの所へ向かった。

アステカの呪いを受けてしまったバルボッサ達海賊は、死ぬことが出来ず、月明かりに照らされるとゾンビのような醜い姿になってしまう。そんな呪いを解くには金貨を全て元に戻し、ターナーの血を受け継ぐもの、すなわちウィルの血があれば呪いを解くことが出来る。バルボッサ達がウィルを殺そうとしたまさにその時、ジャックたちの到着でウィルは助かった。

ジャックとバルボッサが死闘を繰り広げ、最後にジャックが一発の弾をバルボッサの胸に命中させて、彼は死亡。ウィルは自分の手をナイフで切り、金貨に血を着けて箱に戻したのだ。ちなみにこっそり一枚盗んだジャックも自身の血とともに金貨を箱に戻している。

バルボッサとの一件は終わったが、ポートロイヤルでは海軍に再び捕まったジャックの絞首刑が行われようとしていた。刑が執行されたその瞬間、ウィルはジャックを救出することが出来たが、海軍に囲まれて万事休す。しかしエリザベスが彼らをかばい、ノリントン提督は失意の表情を浮かべて彼らを捕らえること無く、その場を後にする。

自由の身となったジャックは仲間とともにブラックパール号に乗って新たな旅に出るのだった。

もう少し詳しく知りたい方は「呪われた海賊たち」でまとめました

 

第2作「デッドマンズチェスト」

ジャックを逃した罪で逮捕状が出てしまったエリザベスとウィル。ポートロイヤルで権力を握っていた東インド貿易会社の経営者・カトラーベケットは釈放を条件にジャックからコンパスを奪ってくるようウィルに指示。残されたエリザベスも単独でウィルを追う。

ジャックは有名な海の男として名を馳せたデイビー・ジョーンズに借りがあった。ブラックパール号を海の底から引き上げてもらったが、まだその借りを返しておらず、ジョーンズの使いとしてやってきたビル・ターナー(ウィルの父親)から警告を受ける。

ジャックは鍵のイラストが描かれた布を持って怪しい女占い師ティア・ダルマのもとへ行き、描かれた鍵で開く宝箱のありかを聞き出す。

ジョーンズが飼っている海の怪物クラーケンに命を狙われたジャック。

ウィルとエリザベスも仲間に加わり、デイビージョーンズの心臓が入った箱を発見したものの、ジョーンズ率いる半魚人と死闘の末、仲間の乗組員として海賊に加わっていたノリントンが奪い、ベケット卿に献上されてしまった。

一方、エリザベスによって船上に1人取り残されてしまったジャックは、クラーケンの大きな口に飲み込まれてしまうのであった・・・。

残された仲間たちはティア・ダルマのもとへ再び訪れ、ジャックを救う方法があることを知り、ティア・ダルマによって復活したバルボッサとともにジャックが居ると言われる墓場へと向かった。第3部のワールドエンドでこの話は完結します。

もう少し詳しく知りたい方は「デッドマンズ・チェスト」でまとめています。

 

第3作「ワールドエンド」

バルボッサが指揮を取り、ウィルとエリザベス、そしてティア・ダルマも同乗しジャックを救う旅に出た一行は、大きな滝に飲み込まれ、気がつけばそこはジャックの居る異世界に迷い込んでいた。

ジャックとともにブラックパール号に乗って異世界から脱出することに成功した一行は、海賊長9人で行われる評議会に参加するために難破船入江に向かった。

評議会では、デイビージョーンズの心臓を手に入れてから絶大な権力と力を得たベケット卿に立ち向かうには海の女神カリプソ(ティア・ダルマ)を開放するしか無いというバルボッサの意見が採用され、ティア・ダルマを開放。封印が解かれた彼女は巨大化したあと、大量のカニと化し、海へ消えてしまう。

ベケット卿率いる艦隊と対峙するブラックパール号と世界の海賊たちの前にカリプソの仕業だと思われる大きな渦潮が発生する中、デイビージョーンズと最後の死闘が繰り広げられる。

ジョーンズに胸を刺されたウィルは、息絶える前にジョーンズの心臓を突き刺す。フライングダッチマン号とともにウィルは渦潮の中に消えてしまったのだが、ダッチマン号はウィルとともに再浮上。※フライングダッチマン号の船長を殺したものは次期船長となり、心臓を取り出され箱に移される。死者を送り出す仕事をしなければならず、陸に上がれるのは10年に一度だけ。

ブラックパール号は無数の大砲が備え付けられたエンデバー号(ベケット卿)に撃沈される寸前であったが、浮上したフライングダッチマン号と挟み撃ちしてエンデバー号を撃破、炎上する中、ベケット卿も炎とともに消えていった。

フライングダッチマン号で強制労働させられていたウィルの父親は解放されたが、ウィルが船長になったことで一緒に旅をすることを決意する。エリザベスはウィルの心臓を大切に保管し、二人は10年に一度会うことを楽しみにして生きていくのであった。エンドロール後は、10年後の世界が描かれ、二人の子供が成長した姿がある。

もう少し詳しく知りたい方は「ワールドエンド」でまとめています

 

第4作「生命の泉」

ジャック・スパロウの名を騙り、乗組員を探しにロンドンに来ていたアンジェリカ。彼女は昔、修道女にいたがジャックと出会ったことがきっかけで、海賊に。それから二人は恋仲になったがどうやら別れたらしい。

アンジェリカは黒ひげの娘。海賊船「アン女王の復讐船」に乗せられてしまったジャックは強引に「生命の泉」探しに同行することになった。※黒ひげは義足の男(バルボッサ)に殺されるというお告げを聞いたので、生命の泉を探すことになった

一方、英国王の命で泉探しに出かけたバルボッサはギブスを従えてスペインと先を争う形で航海していた。

黒ひげ一行は、人魚の涙と銀の聖杯を手に入れて生命の泉にたどり着いたが、バルボッサ率いるイギリス軍、そして泉は異教の対象だとして破壊しようとするスペイン軍を引き連れたフェルナンド王も現れた。泉はスペイン軍によって半壊状態になってしまい、黒ひげはバルボッサの毒の剣によって命が尽きようとしていた。アンジェリカは黒ひげに突き刺された剣を抜いた時に手を切ってしまい、自身も命の危険にさらされていた。

ジャックは僅かなに滴り落ちる生命の泉を銀の聖杯に汲み取り、人魚の涙を片方に入れて、黒ひげの親子に手渡した。人魚の涙が入っている方が生きながらえる。ジャックはアンジェリカを選び、黒ひげは意図せず娘を助け、自分は運命の死に抗うことが出来なかった。

バルボッサは黒ひげの船を手に入れ、海賊としてトルトゥーガへ舵を取り、ジャックはアンジェリカを小さな無人島に置き去りにして、ギブスと落ち合う。ギブスは黒ひげがコレクションしていた「船が封印されている瓶」を回収しており、その中にブラックパール号の姿もあった。ジャックはブラックパール号に乗ってギブスとともに新た旅に出るのであった。

もう少し詳しく知りたい方は「生命の泉」でまとめています

 

第5作「最後の海賊」

今回はシリーズに登場した重要な人物の子供たちが活躍する物語。そして昔、ジャックの手によって魔のトライアングルに封じ込められてしまったサラザールが解き放たれ、ジャックの身に危険が迫る。カギを握るのは海の何処かに眠るポセイドンの槍。ウィル・ターナーの息子は父親の呪いを解くために彼もまたポセイドンの槍を探し求めていた。そして自分の出生の秘密と父親から託された日記を頼りに彼女もまた槍を探す冒険に参加する。

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