千葉雄大ドラマ原作小説「プリティが多すぎる」あらすじ&ネタバレ

この記事は、原作小説のストーリーやネタバレが含まれますのでご注意くださいませ♪

2018年10月18日(木)、日本テレビ深夜枠でスタートするドラマ『プリティが多すぎる』のあらすじとネタバレ情報をまとめています。

千葉雄大さんのお仕事ドラマの原作となるのは小説。ポップな女の子達のカワイイ雑誌の編集者をすることになった主人公は、カワイイが理解不能な男だった!大失敗にハラハラしたり感動したり、読みやすいドタバタコメディですよ。

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『プリティが多すぎる』の原作小説あらすじ・ネタバレ

ここでは、この作品がどんな物語なのか、分かりやすく楽しくご紹介していきたいと思います。

「プリティが多すぎる」ってどんなストーリーなの?

  • 舞台は、ローティーン女子向け雑誌『ピピン』を作る編集部。
  • 主人公は『ピピン』のカワイイ苦手意識を持っている。
  • 未知の苦手分野で悪戦苦闘!
  • ローティーンモデルの人間ドラマがある。
  • 主人公が編集者として大きく成長する物語。
  • 雑誌作りの裏舞台が楽しめる。
補足 ピピンとは?

ローティーン向けの月刊ファッション誌。ターゲットの中学生女子には人気だが、佳孝にとっては派手で甘い表紙を見るだけで胸焼けしちゃう雑誌なのだ。

主な登場人物

登場している主なキャラクターをご紹介します。

主人公・新見佳孝はこんな人!


新見 佳孝(にいみ よしたか)  名門と言われる老舗出版社『千石社(せんごくしゃ)』に勤務。入社後すぐは日本を代表する時事ネタ満載の週刊誌『週刊千石』の編集部で雑用をこなして文芸編集者を目指していたが、春の異動で不本意な配属先に異動することになった。

【補足】佳孝のキャラクター
  • 負けず嫌いで見栄っ張り
  • 何でもむきになって前へと出たがる
  • 仕事の覚えは早くて要領が良い

ピピン編集部

【補足】ピピン編集部はこんなところ!

人の気配が乏しい別館にある。派手な色彩のポスターや物があふれていて視覚インパクトの強い職場。社員は編集長と佳孝のみ、副編集長も利緒も契約社員。

作っている雑誌は中学生に人気のファッション雑誌『ピピン』。この人気雑誌のキャッチコピーは「プリティ、ポップ、ピュア、ピピン。女の子はPが好き」。


編集長・三田村(みたむら)  【上司】休日のお父さん風の40代男性。中肉中背、顔立ちは淡泊。笑うと人なつこい雰囲気。佳孝に『南吉』というニックネームを付けて広める。

副編集長サトミー・佐藤 美枝子(さとう みえこ) 【上司】30代とおぼしき女性。

りっちゃん・佐藤 利緒(さとう りお)  【年上の編集者】20代後半ぐらいのショートカットでスリムな美人。仕事熱心で一生懸命。人柄はさっぱりしているが、言い方が嫌味でキツイので佳孝は不愉快に思う。

イチコ・市之宮 佑子(いちのみや ゆうこ)  【年上の編集者】ストレートな長い黒髪と真横にそろえた髪がひな人形みたい。佳孝に気さくに話しかけてくれる真面目な人。

この他に2人の女性が勤めている。撮影スタッフ(カメラマン、スタイリスト、ヘアメイク)は社外の人。

ピピモ(ピピンのモデル)

【補足】ピピモとは?

ピピンの専属モデル、年齢層は中学1年生~高校1年生まで。ピュアでポップでたくさんの人に愛される女の子。編集部がオーディションで一般から募ったモデルがメイン。必要なのは根性!


キヨラちゃん・横山 清良(よこやま きよら)  『ピピン』のトップモデル。高校1年生。

エミリン・瀬野 えみり(せの えみり)  ラブリー担当、人気ランキング2位。中学3年生。高原の少女風。

ジュリ・布川 珠里(ふかわ じゅり)  キャッチフレーズは元気キュート、人気ランキング3位。中学2年生。

その他、アヤ・ツバサ・アカネ・ユイ・ナナ・タミーなどたくさんの専属モデルが在籍している。

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原作小説の紹介

読んだ本

ミステリー作品を中心に児童書も発表している、大崎 梢(おおさき こずえ)による同名小説。この画像は、私が持っている2014年の文春文庫バージョン。

「プリティが多すぎる」のあらすじ

順番にストーリーを追ってご紹介していきます。

主人公・佳孝(よしたか)が目指す将来

文芸(詩、小説、随筆など、文字を用いた文で表現される芸術)本の編集者になりたくて、由緒正しい硬派な老舗出版社『千石社』にめでたく入社。

【補足】学生の頃から頑張っていた

大学ではマスコミについて調査研究するサークルに入って、就活に役立てた。OBの就職先に名の知れた会社が並ぶ人気サークルなのだ。

ピピンへの配属と不満

それなのに・・・春の異動で希望とは真逆な『ピピン』編集部に行くことになってしまう!

ローティーンの女の子が可愛いと喜ぶ『ピピン』のファッション&グッズは、佳孝(よしたか)にとっては甘くてチープでけばけばしいとしか思えず理解不能。できることなら一日も早く退散(異動)したいと願うばかり。

受験勉強とか今まで頑張って来たのは、こんな所で働くためじゃない。社員として給料分の仕事はテキパキこなすが、心の中はヤル気なし・・・。

【補足】

異動初日、編集長が佳孝(よしたか)に「南吉(なんきち)」という渋いニックネームを付ける。それ以来、ピピン関係者にはこのニックネームで呼ばれがち。

ニックネームの由来となる新実南吉(にいみなんきち)は、「ごんぎつね」「手袋を買いに」で有名な児童文学作家。

失敗を繰り返していくうちに

基本的な仕事に慣れていくと任されることも多くなってくる。雑誌に載せる企画の立案に参加したり、単独での仕事を任されたり。

失敗を繰り返して敗北感と成功体験を味わいながら、佳孝は少しずつ編集者として成長していく。

【補足】

カメラマン、スタイリスト、ヘアメイク、どの撮影スタッフも素晴らしい仕事をこなすプロ。どんな仕事でも手を抜かずに、丁寧に精魂込めてピピンの制作に取り組んでいる。もちろん少女モデル達も。

そんな彼らと接していく内に、佳孝の心の中には少しずつ変化があらわれる。

それでも、ピピンに対して苦手意識を持ち続けてしまう佳孝は、プロ意識に欠けているので更に大きなミスをしてしまう。

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最大のピンチ!

異動から7ヶ月目、日々の業務にすっかり慣れた佳孝は新しいブランド『TJラッシュ』の広告ページを作る撮影現場を1人で任される。毒舌な利緒に「子どものお使い」といわれるぐらいの簡単な仕事だったハズなのに・・・

撮影当日、運悪くトラブル発生。たまたま訪れたジュリに助けられて撮影は順調に終わったが、それが原因で編集部の大切な収入源である大口スポンサー『リーラモニカ』を怒らせてしまい大失敗!

編集長の首が危なくなるほどの大騒ぎに発展してしまう!

【補足】

リーラモニカ  ピピンの大口スポンサー。ピピンのトップモデルであるキヨラがイメージモデルをして大躍進したファッションブランド。キヨラのピピモ卒業を目前に、ジュリが次世代モデルとして有力候補だった。

しかも、助けてくれたジュリ深く傷付けてしまうことになるなんて・・・

結末は次のページで!