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ドラマ原作漫画「サイレーン」感想、ネタバレあり。分厚い結末巻は読み応えたっぷり!

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サイレーン最終巻を読んで

2015年10月秋ドラマの原作「サイレーン」のコミックを読んでみると、
警察物だけど、「犯人は誰?どんな手口(トリック)?」という解決ミステリーがメインでは無いようです。
そして読者は、明らかに怪しい美女の手慣れた犯行シーンを目撃してくことに。

どうして、こんな犯罪をするのか?
なぜ?いつから?…を探る、サイコスリラーでサスペンスな物語。全7巻を一気読み!

あり得ないけど、ありそうな犯罪を足し算した犯行に、ガクブル。
※後半はネタバレ要素も書いていますので、ご注意ください。

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まずは、全体の感想「サイレーン」。

丁寧に描かれる絵柄やキャラクターには愛嬌があり、面白かったです。
コミック全7巻。ストーリーはトントンと小気味よく進んで行き、サラサラっと読めました。

立て続けに起こる凶悪事件。犯人と主人公達の暗躍と心理戦。
犯行には精神的な怖さがあり、緊張感と不安のプレッシャーを程良く与えてくれます。

グロ過ぎず・重過ぎず・軽過ぎず、色気はあるけどエロく無く、読後感も良くて私の評価は◎。

犯人を追う刑事二人は恋愛関係にもあるため、深く心配し合いながらも心に隙が出来やすい所が絶妙だなと思いました。
感情が動くところに歪みや隙間が発生してるイメージ。

犯人は、そんな心の隙を狙ってくる悪魔的な存在なんです。

巧妙な悪知恵と用意周到な計画性、常に先回りしていく「完璧な」犯人にお手上げ…。
しかし、立ち向かう主人公達・里見とイノの粘りと心の強さが犯人に食らいつきます!

関連ページ:
原作「サイレーン」サイコパス・橘カラ、まとめ
原作「サイレーン」相関図とキャストメモ

どんな物語?あらすじ

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「里見くん」「イノ」と親密そうに呼び合う二人は、刑事事件の初動捜査を行う機捜(きそう)の相棒でもあり、恋人同士でもある。

出世や結婚を目標に楽しそうに暮らす二人だったが、偶然出会ったミステリアスな美女・橘カラの登場後は何かと歯車が狂い出して…。

***

イノを気に入った様子のカラ。

いくつかの手柄が認められ仕事が順調、親切で気が合いそうなカラとの距離を縮めるイノ。
そんなイノが心配でイラつく里見。

次々と起こる事件に関連性を感じてカラを警戒、単独行動をする里見。
そこに不信感を持つイノ。

この3人を中心に、ゾッとする様なカラの計画的犯行が展開。

躊躇なく、獲物を仕留めていく手口。
どうして冷酷な犯行を重ねていくのか?

最終局面で語られるカラの過去。
巧妙に里見を遠ざけ、イノに急接近したカラが迎える最終回は!?

***

最後の最後まで油断できない、化け物みたいな犯人です。

続いて後半は、タイトルの意味・名セリフ紹介・犯罪歴・結末について!

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タイトル「サイレーン」の意味

サイレーン最終巻を読んで

サイレーンとは?

コミック1巻の巻末に収録されたミニ漫画に載っていました。
神話の「セイレーン」と、(たぶん覆面パトの)「サイレン」が掛っている造語だそうな。

原作者の担当さんのヒラメキのようですが、良く出来ていますよね。

 補足 

神話、セイレーンとは

ギリシア神話に登場する海の怪物である。
海の航路上の岩礁から美しい歌声で航行中の人を惑わし、遭難や難破に遭わせる。
歌声に魅惑されて殺された船人たちの死体は、島に山をなしたという。

(出典:ウィキペディアより部分引用)

まさに、カラの魅力と死屍累々…。

私の好きな名セリフ

最終巻より

絶体絶命のイノの脳内に蘇る父の言葉。「下を向くんじゃない!前を見ていなさい!」

目的のために無感情で人を利用するカラに対して、人と人のつながりが濃厚なイノ。
助言してくれる人々を思い出して、負けん気パワーに変えていきます。

カラとイノ。正反対だからこそ、惹かれ合うところがあるのかな。

やっぱり、という犯罪歴。では終わらない!

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カラの過去と犯罪歴が明らかになる最終巻は、ゆっくりと時間が流れ、内容がぎっしりと詰まっています。(他の巻と比べてコミックの厚みは約1.5倍!)

もちろん、1巻~そこまでの流れがあってこその最終章。
チラチラ見え隠れしていた伏線の答えや新事実が一気に語られ、ついに全貌が明かされます。

読者にとっては「やっぱりね」という犯罪歴ですが、すっかり隠されていた過去の事件が2件もありました!あれま~。(「橘カラになりたい」は、やっぱり系でしたが。)

普段は雑なイノが、カラの過去を上手く聞き出して真相に迫ります!

最後まで読んで思ったのは、
真正面からカラを理解しようとするイノに、カラは(直感で)惹かれたのかもしれないな、という事。

関連:2015年秋ドラマの原作漫画・小説の感想はこちらにまとめました♪

結末もスッキリとは終わらない…

完璧だったカラにミスが目立ち始め、しがみつくように里見が単独調査!
未熟な判断で窮地に立たされるイノ。命懸けで戦う三人の運命は!?

最終局面では、「一騎討ち」という感じのイノとカラの対決が見所!
(個人的には、里見&アイ&レナの活躍も好きですが。)

そして、完治しない病の様に、
ひんやりとした未解決感をほんのり残して終わるラスト。

最後の最後まで何を考えているのか分からない無表情のカラですが…、私は微かな希望を感じました。

追記、ドラマ「誰もが騙されてしまう結末、予想を裏切るラスト」ってなんでしょうねぇ…

どうやらドラマでは、
オリジナルなラストが用意されているそうですね!

取り敢えず、8話の里見&アイ×カラのバトルや救出劇などは、原作通りでした。

来週の最終回は、カラが「カラとなった原点」の過去を捜査する所かな?
漫画ではイノが活躍していましたが、
ドラマでは里見くん(松坂桃李さん)が代わりに活躍するっぽい予告でしたね。

原作では、カラの余罪が2つ発見されますがドラマはどうなるかな?

予告の展開も原作通りの印象なので、
最後の最後に違う結末が用意されてるのかもしれません。
放映を楽しみにしております♪

***

ドラマのラストがどんな表現になるのか、楽しみです。
関連ページ:ドラマロケ地「サイレーン」松坂桃李さんやキスマイ北山くんが撮影していたのは、立川

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