原作漫画「黄昏流星群」1巻「不惑の星」あらすじ&結末のネタバレ

この記事は、原作漫画のストーリーやネタバレが含まれますのでご注意くださいませ♪

2018年10月、フジテレビでスタートするドラマの原作『黄昏流星群1巻』のあらすじとネタバレ情報をまとめています。

入社30年の銀行支店長が突然出向を命ぜられ、やけくそでスイスへ一人旅。そこで出会った美しい女性と恋に落ちる・・・。「もう一度、燃えるような恋がしたい・・」。そんな大人の恋を描いたシリーズの傑作です。

Sponsored Link

ドラマの原作漫画『黄昏流星群1巻~不惑の星~』あらすじ・ネタバレ

ここでは、この作品がどんな物語なのか、分かりやすくご紹介していきたいと思います。

黄昏流星群1巻(不惑の星)ってどんなストーリーなの?

  • 30年間勤め上げた50代の銀行支店長・盛本芳春に突然の出向命令。半ばヤケになってスイス一人旅を敢行。現地で美しい目黒誠子と出会い、恋に落ち、不倫関係に発展。
  • 誠子の妊娠が発覚したが、盛本は保身のために堕ろして欲しいといい、別れ話に発展。
  • しかし、誠子は雪道で転倒し流産に。住む世界が違うと感じた誠子は終わりにしたいと告げる。
  • 盛本の不倫が発覚。妻に離婚を突き付けられ、盛本は全てを精算し、彼女と一緒に暮らす道を選ぶ。

登場人物

登場しているキャラクターをご紹介


盛本芳春(もりもとよしはる)  52歳。芙蓉銀行の富士見台支店長。


盛本郁子(もりもといくこ)  よしはるの妻。今は娘の将来のことだけが心配


盛本美紀(もりもとみき)  東京女学苑大学の学生。結婚予定だが教授とただならぬ関係。


目黒誠子(めぐろせいこ)  43歳。西武給食センター勤務。スイスで芳春と出会う。


西澤潤(にしざわ)  美紀の婚約者。大蔵省主税局に勤務。


大澤剛(おおさわたけし)  美紀が通う東京女学苑大学教授。西洋美術史が専門。エロおやじ


Sponsored Link

原作漫画の紹介

島耕作で有名な弘兼憲史氏によるオムニバス形式の漫画。主人公は40代以上でラブストーリーがメイン。さすが大人の恋愛だけあり、官能的な描写が多々あります。1995年に連載がスタートし、2018年10月現在、57巻まで発売。今回ドラマの原作として選ばれたのは1巻の「不惑の星」です。

(タイトル)のあらすじ

順番にストーリーを追ってご紹介していきます。

運命の出会い

主人公の盛本芳春は芙蓉銀行の富士見台支店長。30年間勤めてきた彼は、さらに上を目指していましたが、突然常務に呼ばれて出向を命ぜられてしまう。

「銀行にとって必要ない人間か・・・。」

落胆する帰りの電車の中、スイス旅行の広告に目が止まり、後先考えずに一人旅を決行。

マッターホルンを一目見ようとロープウェイに乗りますが、天候は悪く猛吹雪。そんな状況で観光客など居ないと思っていたら、一人の美しい女性がゴンドラに。

彼女の名前は目黒誠子。どうやら彼女も一人で来ているらしく、ホテルも同じ。一緒に食事をした後、盛本の部屋で飲もうと言うことになったけど、盛本はかなり高揚してしまったのか、彼女を押し倒してしまい、誠子は驚いて泣き出し、翌日には姿を消してしまったのです。

ドラマっ子ドラマっ子

旅先での自己紹介は名前だけっていうのがいいね。旅先って違った自分が出る時って無い?。

ドラ太郎ドラ太郎

でも、興奮して押し倒しちゃうってのはやり過ぎだね。折角いい出会いをしたのに全てが台無しだよ。

待ち焦がれた再会

ある日、盛本が取引先企業の社員食堂でトレーを返却する時に対応したのがなんとスイスで会った誠子でした。

あの品のある女性が食堂で?・・・、盛本は驚きましたが、偶然の再会に喜ぶ二人。

そしてここで、改めてお互いに自己紹介をしたのです。実に185日ぶりの再会。ときめく感情をおさえつつ、二人は早速、夜に会う約束をしたのです。

ホテルのレストランで食事をしてバーへと繰り出し、あの日のことを後悔しているのは自分だけじゃないことを知る盛本。

「今日は行ける!」

「絶対にヤれる!」

このチャンスを逃したら浮気は一生できないかもしれない。そう思った盛本はホテルの部屋を予約して誠子を誘い、初めて一夜を共にしたのです。

失敗に終わりましたが、優しく微笑む彼女や、ベッドルームで談笑する二人の姿は、やはり熟年の恋人同士だなと思います。

それから二人は週一で会うようになり、不倫が始まったのです。

目黒誠子について

25歳の時に職場結婚。しかし夫婦生活は長続きせず3年で離婚。子供が出来なかったことも離婚原因かもしれないと彼女は言う。社員食堂で働きながら調理師免許を取得して今に至る。現在43歳独身。

ホテルで娘と鉢合わせ

盛本の娘・美紀は大学卒業後に結婚を控えており、相手は大蔵省に勤めるエリート官僚。

しかし美紀は白髪交じりの大学教授と関係を持っており、ある日ホテルのエレベーターで親子が鉢合わせ。しかも盛本は誠子と、美紀は教授と一緒だったのです。

ドラ太郎ドラ太郎

娘と白髪交じりのおっさんのキスを目撃するって、父親として一番の罰ゲームだな。しかも相手が大学教授とは夢にも思わないだろうね。

ドラマっ子ドラマっ子

でもね、この後のお嬢さんのセリフがまた凄いのよ。

美紀は、「お互いにペナルティを持ったってことでいいでしょ?」。事を荒立てて両親に離婚でもされたらとばっちりは私、3ヶ月後に結婚を控えてるんだから。見て見ぬふりをすれば全て上手く行くという。

ドラマっ子ドラマっ子

困った娘さんだけど、父親も人のこと言えないからね。

ドラ太郎ドラ太郎

でも、父親は自分の不倫は真剣だって言ってるよ?(笑)

妊娠発覚!

ある日、盛本と誠子の二人が外で会話を楽しんでいると、突然誠子が座り込み、嘔吐。

「まさか!」とは思ったが、そのまさかで産婦人科で検査をしてみると妊娠3ヶ月だという。

しかしこの妊娠を巡って二人の関係に亀裂が入るのです。何となく想像できますよね。

ドラ太郎ドラ太郎

う~ん、熟年の不倫でも避妊せず・・・か。それとも望んでいたのかな?

ドラマっ子ドラマっ子

誠子さんは結婚生活で子供が出来なかったから、産めない体質だと思って避妊しなかったということも考えられるわね。

Sponsored Link

突然の別れ話

妊娠した誠子はどうしても生みたいと言い、未婚の母として育てるという。

結婚を迫ったりしないというが、彼女はイタリアンの店を持つ夢も諦めてしまうらしい。

しかし、盛本が本店の営業部長に昇進する内示があり、大事な時期なので堕ろして欲しいと彼女にお願いする。

自分たちに子供が出来たら仕事ができないと彼は言う。

そんな冷たい一言を言った彼に、彼女は「さようなら」と別れを告げて去っていったのです。

しかし、その帰り道、雪で覆われた道路は真っ白。気をつけながら歩いていたけど、誠子は転倒。その衝撃で流産してしまったのです。

ドラマっ子ドラマっ子

不倫、妊娠、別れ、流産・・。不倫に明るい未来は無いって言うけど、ここまでヒドイと同情しちゃうな・・。

本当に明るい未来は無いのかな?結末は次のページで