原作漫画「黄昏流星群」1巻「不惑の星」あらすじ&結末のネタバレ

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フザけた娘の結婚式

娘の美紀が大学教授と関係を持っていることはお話しましたね。

美紀は披露宴の主賓として教授を招待し、彼は堂々とスピーチをしましたが、父親からすると、腸が煮えくり返るような状況です。

それでもぐっとこらえた盛本は以前、主賓をお願いする時に娘とともに教授に頭を下げに行ったのだから、凄いです。

ドラマっ子ドラマっ子

後ろめたい気持ちと、娘の結婚を壊したくないという気持ちがあるのかな?

ちなみに大学教授はエレベーターで鉢合わせした時に二人が親子だということに気づいていないので、結婚式で堂々とスピーチが出来たのです。

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別れ、そして離婚

誠子は流産した後、仕事を辞めて夢だったイタリアンの店を開くことを決意。

一言相談してほしかったと言う盛本に対して、「私たち、もう終わりにしましょう」と告げる彼女。

誠子は、結婚は望んでいなかったものの、住む世界が違うので友人としてお付き合いするのも難しいと言う。

「あなたは、今まで築き上げてきたものが大きい。何も捨てられないでしょ?」

という誠子の言葉が印象的。

二人の関係が終りを迎える中、妻に浮気がバレて離婚に発展。

人生の岐路に立たされた盛本。サラリーマンとして最後の花を咲かせるか、好きな女性と暮らす道を選ぶのか?

最愛の人のもとへ

従業員募集の張り紙が貼られたレストランに一人の男性が現れた。

「募集広告をみてきました。雇ってもらえますか?」

と、女性にいうと、最初はふざけているのかと思い、女性は怒っていましたが、会社を辞めて、妻と離婚し、家の資産を全て渡して来たという。残っているのはあの車だけと男性が言うと、泣きながら男性の胸に飛び込む女性。

「もう離さないで」

盛本53歳、誠子43歳。小さなイタリアンレストランで夫婦のように働く二人の姿がありました。

おわり

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読んでみた感想

夫が仕事人間で、家庭のコトは全て妻任せ。気がつけば子供たちはドンドン成長して、家族と父親との間に見えない壁がある、という家庭は当時は普通にあったと思います。

盛本家は特に酷くて、浮気をした夫が一番悪いけど、夫の事をATMとしか思っていない妻と、恋愛観と結婚観が完全に崩壊した娘も異常。

そんな家庭だからこそ、出会いがあった時の高揚感は激しく、忘れかけていた恋を呼び覚ましてしまったのかもしれません。

不倫の代償はあまりにも大きい。だけど残された人生をどう生きるのか、と言っても離婚したので選択網は限られますが、そこはやはり、情熱的な恋をしたあの女性の元へ戻って欲しいと思いました。

とても波乱な人生ですがハッピーエンドで良かったと思います。

余談ですが、ヒロインは美しい顔をしていますがスラッとした体型ではなく、肉付きが良くて体重を気にするリアルな中年女性として描かれているのが印象的でした。

放映が始まったら、1話~最終回までのドラマ感想を書いていきます!

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