6巻・東京タラレバ娘「香の失恋、早坂がフリー?倫子どうする?」

Kissコミック 6巻
2016年9月13日発売 168ページ

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もくじ (文字クリックでジャンプ出来ます)

あらすじ

香のアレの日が2週間以上遅れている・・・
姙娠の可能性があるということで急遽集まった3人

小雪がすぐに妊娠検査薬を買ってきてくれたけど
怖くて出来ないという香は、とりあえず涼のマンションに行くことに。

涼は風邪を引いているらしく熱も少しある。
風邪薬が無いから買ってくるついでに「みかんの缶詰」も買った香。

これは香と涼が若い頃、風邪を引いた涼に流し台の下に有ったみかんの缶詰を出したら喜んで食べていた思い出がある。

お店でふと、そんな記憶が蘇り、みかんの缶詰を買って涼に出したら喜んで食べてくれた。

しかしその時に持っていた妊娠検査薬が涼に見つかってしまい、「妊娠したの?」と聞かれ「私どうしたらいい?」と聞き返す香

「産んでいい?」と香が聞くと
「香が決めていいよ、俺ちゃんと責任取るから。ごめんな1人で悩ませて」と優しい言葉を掛けてくれた涼。

責任ってなに?認知するだけ?結婚はしないの?と思いますが、一応安心した香は妊娠検査薬を試すことに。

ファミレスのトイレでテストしてみると、なんと「陰性」
一応、あとで病院へいくという香。

でも、香は急に倫子と小雪の前でポロポロと涙が出てきてしまった。自分がホッとしているのか、がっかりしているのかわからないという。

病院へ行く前に生理が来て、そのまま涼のマンションへ

よく考えてみれば、最近無理なダイエットで食事制限をしているからそのせいかもしれない

妊娠していないことを涼に告げると

「良かったーー!ほっとしたー!まじあせったー!」

と喜ぶ彼はまだ親父になる覚悟がないという。次からは出来ないように気をつけるわと嬉しそうに言う涼。

二人が会話していると涼のマンションにKEYが訪問。伊豆で買ってきたおみやげを持ってきたらしい

香が玄関に出るとKEYは口頭一番できつい一言を浴びせた

「おまえはセカンドじゃなくてサードだ」

しかも最近、涼にはもう一人モデルの彼女が出来たらしい

覚悟が決まったか?
じゃあここから出て行け、そして二度とここへは来るな、と。KEYに「行け!!」と言われて全速力で涼のマンションを後にする香

「振り返るな!行け!」

なんの青春ドラマなん?(笑)と突っ込みたくなるけど、これで香はゲス男を断ち切ることが出来たわけですよ。

~~~~~

今度は小雪の番ですよ~

ダラダラと不倫が続いている小雪と丸井。
それでも丸井の自宅だけは行かないようにしていたのだけど・・・

居酒屋「呑んべえ」で飲んでいた丸井ですが、荒れた香と倫子に絡まれて早々に退散。

小雪は閉店時間前だけど雨が降ってきたので何気なく外に出たら、丸井が登場。近くのカフェで待っていたらしい。

雨だからお客さんこないよ きっと だからうちに行こうよ。
一度でいいから小雪さんと朝まで一緒に居たい・・・。

そんな甘えたセリフを耳元もとで囁く丸井。

ほんと丸井さんって最低と言いながらも
丸井の自宅についていく小雪

結局、丸井のところに泊まってしまったのだが、翌朝、運が悪いことに丸井の義姉が来訪。

妻が緊急帝王切開するから直ぐに実家に来てという。早々に追い出されてしまった小雪。

香はまだ同情できるけど小雪は不倫だからな~、相手が悪いと言ってもズルズルと丸井と続けている小雪も悪い。

これで綺麗さっぱり別れることが出来るかな?

~~~~~

倫子と香は居酒屋で飲んだ後、まだ飲み足りないのか、倫子の事務所で映画見ながら宅飲みしようと思ったら、事務所でマミが知らない男とチュッチュしているではないか!

雨の中、ずぶ濡れになっているイケメン男性を部屋に入れたらいい感じになっちゃって~というマミ。

マミは早坂さんと別れてしまったらしい
仲が良い男子が数人居るので、そこらへんブツブツ言われて面倒くさくなって指輪も返してしまったとのこと。

しかも事務所に男を連れ込んだことも自分から言ってしまったらしい

マミいわく、
脚本家なので恋愛は良い脚本書くために必要
男なんて退屈、暇つぶしにもならない

だから男は仕事のための餌でしか無いらしい(笑)男一人を幸せにするより、脚本で沢山の人を幸せにするほうが大切だってさ。

名言頂きました~

ということは早坂さんは今フリー
そんな噂の早坂から倫子に連絡が。
ネットドラマの打ち上げがあるから良かったら来てくださいとのこと。しかも小雪の居酒屋「呑んべえ」でやるらしい。

打ち上げとはいえ、さすがの早坂も落ち込んでる様子。

倫子は思い切って、打ち上げ終わった後に飲みに行きませんかと誘い。二人で飲み直すことに。

早坂は、マミの奔放な性格が好きだったけど、それが許せなくなってしまったらしい。

飲みすぎた早坂の姿を見てなんだか可愛いと思えてしまう倫子

早坂は倫子に、「ボクが片思いしていた10年前の倫子さんと何も変わっていない」とうれしい事を言ってくれたので思わず早坂にキスをしてしまった倫子

早坂も壁ドンしながら倫子に男らしいキスを返す。このまま二人はホテルへ行くのかな~・・・・

と思ったが、酔っ払いながらも理性を保っている早坂は今日は帰るけど、酔いが冷めたら電話しますといった。

酔ってない時に改めて何か言いたいようだけど・・・これは脈ありなのか!?

案の定、この出来事を二人に話す倫子
だからそういうのがアカンって言ってるのに・・・
どうして直ぐに話すかなあ・・。

早坂は倫子と食事デートに行く予定を取り付けたが、どこか良い雰囲気のお店を知らないかとKEYに相談。

KEYが紹介したお店はちょっと高そうな会員制バー?、個室へ案内されるとそこにはソファで寛ぐKEYの姿があった

「やあ、どうも」ってこいつは何しに来たんだw

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そして前巻で初登場した謎の映画監督のお話

20年で5本しか撮っていない堂越監督。
しかしその5本全て、国際的な映画祭で受賞している世界的に有名な方らしい。そんな人がなぜ自分を撮りたいと思ったのかKEYはまだわからない。

KEYと監督を会わせた事務所の社長の真意やこれから始まる監督とKEYのストーリーも気になるところ。

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感想

香はようやくゲスな男と別れることが出来たようで一安心。一方、倫子はマミと別れたばかりの早坂と急展開を見せてくれましたが、またも倫子の前にKEYが現る(笑)

疫病神か、天使か。ちなみに香は自分を救ってくれたから天使かもよって言っていましたが、まだまだ謎が多い彼ですよね。自分の事務所の社長の妹と結婚し、その人は33歳で亡くなった。年上の女性が好み?かと思われるが、ガチャガチャうるさい倫子達は例外。酷いことを平気で言うけど、実は大人の女性らしく振る舞って欲しいから多少強めに言ってるのかな?

どちらにしても作者の東村アキコさんの周りにはこんな女性がいっぱいいて、KEYは作者の気持ちを代弁している感じなんだろうね。

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