「東京タラレバ娘」あらすじ・ネタバレ「倫子達って負け組なの?(笑)」

2017年1月から日本テレビ系で放送されることになった今作。
主演は吉高由里子さんでイメージ的にハマり役っぽい感じがしますがどうでしょうか。

さて今回、原作漫画が気になったので、早速読んでみましたが、これは独身女性に切り込んでますね(笑)笑って読める人もいれば、「・・・」と無言のままそっ閉じしてしまう人も中にはいるはず。

そんな東村アキコさんのアラサー女子に厳しい毒舌漫画を徹底紹介したいと思います。

Sponsored Link

簡単なあらすじ

今年で33歳を迎える主人公の鎌田倫子は表参道に事務所を構えるネットドラマの脚本家。高校の頃からの友人、香と小雪の3人はきたる2020年に開催される東京オリンピックまでに結婚するぞ!と意気込んではいるものの中々相手を見つけられず、事あるごとに小雪の店「呑んべえ」で非現実的な恋愛話で盛り上がっている。

そんなアラサー女子に鋭く切り込んできたのが、小雪の店の常連でモデルのKEYという謎の美青年。初対面の倫子達に遠慮なく毒を吐く彼は一体何者なのか?

倫子が20代の頃に振った男が出世して、今なら付き合ってもいいかなと思っていたらアシスタントに取られ、友人の香はバンドマンだった元カレと再開し浮気に発展。小雪も既婚者の男にハマってしまうダメな3人組。

そんなイタいアラサー女子のお話です。まともな恋愛をしたのは、かれこれ10年前?だから恋愛の仕方がわからない。直ぐに友人二人を呼び出して、恋愛相談をする主人公の倫子もどうかと思うけど、なぜか倫子に関わろうとするモデル・KEYも気になるところ。

 

「東京タラレバ娘」の各巻ごとのあらすじ

こちらでは巻毎のストーリーを紹介。更に詳しく知りたい方は別ページでまとめていますので、それぞれのリンク先をご覧ください。

1巻

33歳になった主人公の鎌田倫子。23歳の時にADだった早坂から交際を申し込まれたけど、ダサいから断った。10年後の今、彼はプロデューサーに出世し、出来る男へと華麗に変身していた。

そんな彼から「大事な話がある」ということで喜び勇んで勝負服で会いに行ったらなんと、倫子の事務所のアシスタントが好きになってしまったという。

あ~もう少し若かったら・・
あの時、早坂さんと付き合っていれば・・・

友人・小雪の居酒屋でアラサー女子3人が盛り上がっていると金髪イケメン男性が3人を罵った。

「この、タラレバ女!」

この若者は一体誰なのか?
倫子がたまたま手に取った雑誌に男性モデルがこちらに微笑みかけているが、あの憎たらしい男じゃないか!KEYという名前で、モデルをやっているらしい。

そんなある日、倫子が脚本を手がけているネットドラマのキャストにKEYを起用することになり倫子は反対するのだが・・・

1巻の詳細はこちらで詳しく書きました

 

2巻

ひょんな事からKEYと一夜を共にしてしまった倫子。どうしたら良いのかわからないと友人の香と小雪に相談。昨夜起きた出来事をべらべらと話すもんだから、怒ってしまったKEY。

ネイルサロンを経営する香は昔付き合っていたバンドマン・涼と久しぶりの再開。あの頃は売れていなかったから夢を追いかける彼を捨てたけど、今は売れっ子のバンドのメンバーとして活躍しており、ちょっと後悔している香。

あ~、あの時、付き合っていれば・・・。そんな事を考えながら彼女がいる涼と浮気に発展。1番じゃなく2番だからいわゆるセカンドガールな香・・。でも実は2番手どころか3番手という噂も?!

父親が経営する居酒屋の手伝いをする小雪。3人の中では料理上手で姉御肌。店に来た丸井という優男に惚れてしまい、不倫の関係に・・・。

2巻の詳細はこちらで詳しく書きました

 

3巻

倫子が作った非現実的なダサいドラマに絶対出演しない!と言ったKEY。確かにアラサー女子が二人の男から言い寄られるという設定は少々無理がある。

じゃあ脚本を変えてしまおう!ということで降ろされてしまった倫子だが、代打で登場した脚本家の子が病気になり、結局倫子が途中から引き受けることになったのだがアイデアが浮かばない。

そこで映画や海外ドラマのタイトルを見れば何か浮かぶかも!ということでレンタルビデオ屋に足を伸ばした倫子はイケメン男性と出会い恋に落ちる・・・

3巻の詳細はこちらで詳しく書きました

 

4巻

レンタルビデオ屋で知り合った奥田という男性。BARを経営している爽やかでガッチリとした体型で倫子も大興奮。脚本を書かなきゃいけないのに、仕事をそっちのけで事務所に帰ってこない倫子に腹を立てたKEYは、練習で書いていたアシスタント・マミの脚本を採用してしまう。

またも仕事を取り上げられてしまった倫子だが素敵な男性が現れたから、この人と結婚するからいいもん。なんて調子の良いことを言っていたけど本当に大丈夫?

倫子は奥田と交際することになったけど、優しい彼だが趣味がどうも合わない。耐えられない。このままカレと結婚しても上手く行かないかもしれない。そんな事を考えるようになった倫子は、妥協したいくないから別れることを決意する。

仕事も無い、恋愛も失敗し、どん底の倫子に声をかけてくれたのがKEYだった。

ローカルドラマの脚本を書け!と半ば強引に倫子に仕事を回してくれたKEYだったが、そこで倫子は意外にも自分が忘れかけていた何かを見つける。

どん底から這い上がり倫子は復活する事ができるのか?

4巻の詳細はこちらで詳しく書きました

 

5巻

小雪が商店街のくじ引きで温泉旅行を当てたので不倫相手の丸井が一緒に行きたいと言ったので二人で行くことに。しかし丸井の妻が入院してしまい当日ドタキャンした丸井。オシャレなコートを買って楽しみにしていた小雪はショックを隠しきれない。

一方、香も本命彼女ではないので、彼の家に遊びに行っても髪の毛を掃除してから帰ってね!という冷たい一言を言われ、改めてセカンドガールなのだと気付かされる。

しかしそんな香から倫子に電話があり、どうやら2週間ほどアレが来てないという・・。大丈夫か?!セカンドガール!

5巻の詳細はこちらで詳しく書きました

 

6巻

6巻では香の姙娠ドタバタ劇場がメインストーリー。詳しくは下記の6巻リンク先ページでまとめていますので良かったらそちらもお読みください。

そして不倫をダラダラと続けていた小雪と丸井も一戦を越えてハプニング発生。二人は大人の関係に終止符を打つ事ができるのでしょうか。まあ、これを機に別れたほうがいいと思いますけどね~

6巻の詳細はこちらで詳しく書きました

それと倫子のアシスタントと早坂の年の差カップルが別れてしまい、倫子にチャンスがめぐってきた!二人は打ち上げの飲み会で急接近し、何事もなければお付き合いすることになると思うけど、そうは問屋がおろさない?

倫子の前に姿を表したのが毒舌男のKEYだ!というところで6巻は終わり。続きが非常に気になります。

 

「東京タラレバ娘」の個性的な登場人物紹介

鎌田倫子
33歳。ネットドラマの脚本家。
大学卒業後にテレビ制作会社に就職。27歳で10分のネットドラマを担当。30で独立して表参道に事務所を構える。10年前に自分が勤めていた制作会社のAD早坂くんを振ったことを後悔している。スマホのフリック入力が出来ない。時々幻覚が見えるらしく、鱈の白子とレバーが喋り始め倫子を罵倒する。料理はできないがパスタは作れるらしい。悩んだり思いつめると高いところにのぼる癖がる。


倫子とは高校の時からの親友。美人でスタイル良し。数年彼氏なし。
実家ぐらしの箱入り娘。表参道でネイルサロンを経営。19の時にバンドマンと交際し5年で破局。売れない経済力のないミュージシャンを影で支える勇気はなかったらしい。料理は一切できない。倫子いわく、小心者で乙女で精神年齢永遠の16歳。

小雪
倫子の同級生。父親が酒処「呑んべえ」を経営している。料理が上手いのは居酒屋の娘だからではなく、子供の時から母親が働いていたので自然と台所に立つようになったから。テレビの料理番組を見ている内に色んなレシピを覚えたらしい。唯一3人の中で料理が上手い。だけど男をつかむなら胃袋をつかめという考えは好きじゃないらしい。姉御肌で優男が好み。

KEY(鍵谷)
H&Rモデルエージェンシー所属 身長186センチ。バンキーズというバンドのPVに必ず出ている。渋谷区生まれの港区育ち、小中と青山の学校に通っていた。「タラレバ娘」の名付け親。所属事務所の社長の妹と結婚。しかし33歳のときに妻が他界した。

芝田マミ
19歳。倫子の事務所のアシスタント。髪はピンクに染めていたが、早坂Dに似合うと勧められ黒髪に戻す。派手なトップスにショートパンツが定番スタイル。元気があるだけでなく、仕事もテキパキとこなす優等生。

早坂
ネットドラマ制作会社のディレクター。ADだった20代の頃、倫子に告白して振られた過去ある。10年経った今、見違えるほどいい男に成長。業界の人間にしては珍しく物腰は柔らかい。アシスタントのマミに告白して付き合うことに。

鮫島涼
バンドマン。香の元彼。破局理由は香の浮気。バンキーズのメンバー。狭いアパートに住んでいたが売れてからは東京タワーが見える高級マンションで暮らしている。男に頼らず自分で稼いでいる女性が好き。現在彼女は複数人いるという噂。

丸井良男
35歳。サラリーマン。既婚で2児の父。小雪の居酒屋「呑んべえ」の常連になる。優しそうな外見で甘え上手。恋愛に関しては意外と積極的。結婚し子供が出来たが、思い描いていた幸せと違ったらしく、今は小雪と一緒にいる方がいいと言うゲス男。

奥田
元ビール会社の営業マン。今はシネマBAR「サンセット」オーナー兼店長。大学卒業後にビール会社に就職。営業部に配属され1、2年は若さで頑張ったけど、3年目くらいで後輩に抜かれ仕事も空回り、悩んだ末に思い切って会社をやめて、好きなことをして生きていたいと思いシネマバーを開いた。倫子とはレンタルビデオ屋で出会い、恋に落ちる。

Sponsored Link

相関図

tarareba-soukanzu