真田氏本城跡の反対側に位置するこのお寺。
地図を見ると「たどり着けるのかコレ?」と思うような場所に位置しますが
案内板が立っているので、なんとか行くことが出来ました。
真田丸の叔父のお寺で、本堂は見事!というくらい立派です。
では早速行ってみましょう!
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ポツンとある「黒門」
「ゆきむら夢工房」から144号線を東へ100mほど行き、T字を左折。
橋を渡ると左手に温泉健康ランドがあり、そのまま突き当たるまで直進。
駐車場が右手にありますので、その上が「黒門」になります。
散歩がてら行っても良いですが、足腰が悪い方や高齢の方は回り道してお寺側から行くのがオススメ。
春には桜が咲き乱れるので、上り坂ですが気持ちの良い散歩道です。
お寺から少し離れたところに建てられているこの立派な門。
信綱寺の総門として文政6年に新しく建てられたものです。
それまであった門は他の寺に移築されたとか。名前の由来は単純で黒く見えるから黒門とよばれているそうです。
「信綱寺」へは車で行けます
これは櫓(やぐら)なのでしょうか?
お寺の前に美しい建造物が目の前に現れました。
よく見ると狛犬とか龍が彫られていて物々しさを感じます。
見てください、この宮大工のお仕事を・・・
お寺を拝観するまえにしばしの間、見惚れてしまいました。
さて、その先には階段がありますので、登って行きたいと思います。
脇には樹齢何百年経ってるのかわからない見事な樹木がありました。
階段を上がると、ここにも門があります。
「悪霊退散」「善星皆来」と左右に書かれてあります。
中に入ってみると、これまで見たことのない立派な本堂の登場です。
丸みを帯びた屋根の形、六文銭が光ります。
いや~、見事ですね・・・。
真田の村を見守るかのようなどっしりとした佇まい。
144号線を挟んで真田本城跡と向かい合わせになっているのが特徴。
実はお寺の右側に信綱夫婦と昌輝の墓があるのですが、すっかり忘れておりました。
残念です・・・。
そう言えば境内には少しだけサクラが咲いていました。
長野の山寺なのでまだまだ寒いと思いますが、春の訪れはすぐそこまで来ています。
境内の砂利はしっかりと清掃されており整えられています。
やっぱり建造物のあちらこちらに六文銭がありますね。
ふとしたを見ると可愛らしい花を発見したのでパシャリ。
これは何の花なのでしょうか?
さて、お寺をお後にして、珍しいモニュメントがある場所に行ってみたいと思います。
古城緑地広場
お寺から見て左手に写真のような広場があります。
そこには六文銭が彫られた6枚のモニュメントが整然と並んでいて、まるで古墳のような姿をしています。
樹木がまだ芽吹いていないので寂しい感じがしますが、初夏になれば公園らしくなるのでしょう。
お寺を見物がてら、こちらでお弁当を食べるのも良さそうです。
歴史・豆知識
初めは尾引城主・横尾氏の菩提寺として建てられたお寺ですが
当主が戦死したため廃寺となり、1575年に打越に移されました。
1594年に真田昌幸が戦死した兄・信綱のために改称し、
1717年に現在の位置に移されたそうです。
アクセス・駐車場
144号線にセブンイレブンがある「荒井」の交差点から北へ
500mほどいくと立て看板が見えてきますので右折して案内に従って進むと行けるでしょう。
駐車場・トイレあり
場所:長野県上田市真田町長8100