7通りの恋愛がそこにある「5時から9時まで」徹底あらすじと感想

石原さとみさんが主演で10月からドラマがスタートすることのになった今作。
主人公は27歳の誕生日を迎えてまさかのモテ期到来!

「えっ、今アタシ、モテてる?!(笑)」

そんなちょっぴり浮つきながらも
恋の駆け引きをする物語ですが

その中になんと、お寺の跡継ぎとなるお坊さんも加わり、
主人公・桜庭潤子の争奪戦が繰り広げられるわけです(笑)
ちょっとそれはないんじゃない?wというところもありますが
結構面白いですよ~♪

ということで今回は漫画をワタシ目線でご紹介していきたいと思います。

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「5時から9時まで」あらすじ

少女漫画らしからぬタイトルですが、
実は主人公の桜庭潤子が英会話講師をしているシフト時間を意味しています。
彼女の授業は実力が上がると評判ですがちょっと怖いという噂も・・。

さてさて、そんな潤子先生は講師を始めて2年半、
ほぼ毎日5時から9時まで勤務して、
将来は海外生活を夢見る27歳の女性。

「夢じゃなくて目標なの!!」

なんて怒られそうですけが・・(笑)

まあ、SEX AND THE CITYのような
華やかな世界を夢見ているようですが、中々上手い具合にはいきません。

そんな彼女にふと縁談が舞い込み、
お坊さんと恋の駆け引きをするとは誰が想像したでしょうか?

と言うのも桜庭家はそのお寺の檀家の一つで
祖母同士もよく知っている関係。
一度お見合いでも・・・ということで二人を引き合わせたわけですが
もちろん、潤ちゃんは住職の嫁になることなど論外。
この話は無かったことに・・・・となるはずでしたが
お相手の星川高嶺が猛アタックを開始!

高嶺はかなりの自信家で半ば強引なところもあって、
嫉妬深く束縛したがりの男の子。
裏を返せばそれだけ好きということなんですけどね。

背が高くイケメン、美声、お香の香りが素敵・・・
なんだか揺れ動いちゃうアタシ・・・

「でもお寺の嫁はヤダーーー!!」

という感じです(笑)

やまぴー「私の妻にして差し上げます。」

サトミン「エクスキューズミー?!」

↑石原さとみさんがキャリーの名台詞を言ってましたね(笑)
ちょっと感動。

しかしこの物語は二人だけじゃないんです。

 

桜庭潤子を好きになってしまった人達

この漫画の一番の見所は主人公のモテぶり、
言い寄ってくる男性が多いこと。

友達以上恋人未満だった大学同級生の三嶋
潤子と高嶺の関係を知って火がついてしまい彼もアタック開始。

そして訳あって女装している可愛い男の娘・ユキちゃん
生徒の一人で高校生なんだけど、
なんと潤子に一目惚れして英会話の生徒になった子なので誰よりも思いは強い。
潤子にとってはもちろん対象外だけど・・・。

しかも三島にホレてしまった受付の子が強烈で
計算高く、あの手この手を使って三嶋と潤子の距離を遠ざけるようとする怖いけど意外と面白い女の子も登場。

どうですか?
結構複雑な関係図でしょ?

さらにさらに、
彼らの恋愛話だけじゃなく、

イケメン外国人講師×ヲタ女子
主人公の妹×女装男子

などなどサイドストーリーも充実した展開となっています。

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「5時から9時まで」感想(ネタバレあり)それぞれの恋愛

1巻~9巻まで感想です。
10巻のあらすじと感想は記事下に追記しました♪

住んでいたマンションが建て替え、
かと言って実家の部屋は妹と弟に占領され
仕方がないのでお寺に下宿させてもらうことになった潤子。
と言うのも、留学費用を借りたままになっているおばあちゃんの提案なのだ。

断ったら借金返済しなさいと言われかねないので
下宿することになったわけですが、

「断じて花嫁修業じゃない!!」

と、本人は断っています・・・が、
高嶺にしてみれば好都合ですよね。
後はゆっくりと振り向かせれば良いと・・・。

しかしこの高嶺という人物はお坊さんのわりに
少々手荒い真似が多いんです。

部屋に閉じ込めるという監禁事件や
潤子の正社員試験の合格を人脈で取り消したり

と結構エグいことしちゃうファンキーなお坊さんなんです。

「潤子さんのこと、大好きなんです」

ええ、わかってますけどね、やり過ぎなんですよ、お兄さん。

そして主人公の行動にも問題あり!

まだ付き合ってもいないお坊さんが誕生日に花束を持ってきた事が相当嬉しかったのか
その夜にやっちゃったりとか・・・。
同級生の三嶋とも流れでやっちゃったり・。
もうね、気分はSATCのキャリーですよ彼女、たぶん。

だから余計、お坊さんは嫉妬深くなったり、
自分以外の男性に潤子を近づけたくないという気持ちが強くなり
監禁とかしちゃうんですけどね。

そうした複数の男性の間を行ったり来たりと
ハッキリしない彼女も問題ありますが、
三嶋がもう少し気持ちを素直に言葉にしていたら変わっていたかもしれません。

と言うのも9巻まで読んだ限りでは
潤子に対して「好き」という言葉を言ったことがない。
結局お坊さんが優勢で、三嶋は受付の子をつまみ食いしたり
仕事の関係で海外へ行ってしまりと争奪戦から外れています。

けど

「結婚しても失敗してどうせ俺のところへ戻ってくる。」

潤子はたまたま海外出張から日本に戻っていた三嶋と
同級生の結婚式で会い、そう告げられる。

かなり強気な発言だよね?

受付の子と結婚まであともう少し・・というところまでいきましたが
愛がないことを悟れれ振られる三嶋が新たに参戦した形です。

三嶋くん、君は一体何がしたいんだね・・・

10巻以降、気になる3角関係です・・・いや違う・・、
潤ちゃんが好き!っと言ってる女装男子がいたんだった(笑)

 

二人の恋が気になって仕方がない、アーサー×モモエ先生

実は読者投票で見事1位に輝いたカップルが
外国人講師アーサーとボーイズラブにハマっている百絵先生なんです。

このアーサーというのが、とにかくイケメンで
ほぼ100%の日本人女性は落ちるという
青い目のレディーキラーだ。

しかしそんなイケメン男子にも落ちない女性がいた。
そう、彼氏いない歴=同年の百絵先生です。

BLに萌える彼女は恋愛を諦めたわけじゃなく
付き合いが苦手で、自分に好意があるなんて

「絶対に罠だ!」

と思っちゃうネガティブタイプの女の子。
だけど百絵先生は美人なので積極的な性格なら
今頃何人もの男性をとりこにしていたでしょう、積極的ならね。

なかなか信じてくれない彼女に対して余計火がついてしまったアーサーと
それを受け入れられない二人のドタバタ恋愛コメディが今熱いんです(笑)。

彼も自信が無くなったのか、それとも嫉妬深いのか
他の男性と話す百絵先生に感情的になってしまったりと
いつものモテモテアーサー様がおかしなことになっている。

実に面白い!

結局、二人はお付き合いすることになりますが
始まったばかり、これからも予想外な行動を起こす百絵先生に
振り回されるアーサーくんがみものだよ(笑)

 

三嶋とゼクシィ

「えー、覚えててくれたんですかぁ?アタシ嬉しい。」
ゼクシィがロックオンした相手は潤子の友達・三嶋

「あれ?潤子センパイ昨日と同じ服だ♡さては朝帰りしたな。」
「あっごめんなさい、三嶋さん居たんですね、アタシ変なこと言っちゃいました。(テヘペロ)」

こんな感じで三嶋と潤子の距離をちょっとずつ離そうとするゼクシィのあざとさ。
潤子の前で泣き落とししてみたり、ようやく彼女の苦労が報われたのか
三嶋の実家に挨拶へ行き、いよいよ結婚か?という所まで来たんですけどねぇ・・・

三嶋的には

・ニューヨーク行きは結婚していたほうが都合が良い
・毛利さんは結婚したいだけでしょ?

お互いに利害が一致してるってことでいいじゃない?
そんなことを言われちゃったらさすがのゼクシィもトーンダウン。

「あたし、お断りします。ごめんなさい」

やっぱり愛してくれる人と結婚したいですからね。

 

ゼクシィ×蜂屋

しつこく誘ってくる生徒さんと仕方なく食事デートに行った時、
偶然蜂屋と会い、そこから関係を持つことに。

お互いに恋愛感情抜きからスタートした二人

・お金持ちだからとりあえずキープしとこ
・今夜の相手に

だからゼクシィは三嶋と交際しながら
蜂屋とも関係を持ってました。

SEX AND THE CITYで言えばサマンサ的なポジションでしょうか?
だけど結婚すれば必ず幸せになれるという間違った考えを持ってるからそれを心配する蜂屋。

「そんなに結婚したいなら、俺とすればいいじゃね?」

蜂屋からちょっとずつアプローチを始めていきます。
10巻からさらに二人は盛り上がりますよ♪

 

潤子×ユキ×寧々

桜庭家姉妹が絡んだ3角関係。
実は男の子だったことを知らなかった潤子は
畑中ユキの自宅マンションで知らされ衝撃を受ける。

憧れのジュンコ先生に

「お坊さんの高嶺さんよりずっと前から潤子先生のことがスキだったんです」

と告白するも案の定断られ、
それでも諦めずに今度もチャンス到来とばかりに
いきなり先生にキスをして、今度はハッキリと「Loveは無い」と言われる。

まあ、当然といえば当然ですけどね・・。
相手は高校生ですし・・。

そんな訳あって女装しているユキを陰ながら応援しているのが
何を隠そう潤子の妹・寧々ちゃんなのだ。

ホントは蜂屋の事が好きだったんだけど、
やっぱりあの人の彼女になるのは無理だと悟る。

寧々がヘコんでる時に優しくしてくれたのがユキ。
女装しているけど、かっこ良くて・男らしくて・優しくて・・・
でも、お付き合いするなんて、恐れ多い・・・。
そんなネガティブに考える彼女とユキの関係が10巻以降で楽しめます。
3人の関係図は、

ジュンコ←ユキ←ねね

けっこう長いこと続いてますが、
ジュンコが抜けて、最新刊ではお互いに矢印が向かい合うところまで行きますよ。

 

関連:漫画の相関図・キャラクター紹介はこちら

 

追記:10巻「5時から9時まで」感想「弟の毒牙にかかる・・?」

10巻を読んでみましたのであらすじと感想追記します。

10巻てはいきなり爆弾発言をした高嶺。

・後継ぎ
・潤子さん

どちらかを取れと言われれば「潤子さんを取る」と迷いもなく断言した彼ですが、
そうすんなり「はいそうですか」と受け入れられないのが両親と祖母。

少し冷静になって考えなさい、という住職のアドバイスもごもっともで
潤子と距離を置くために、京都の本山で3ヶ月修行することにことになった高嶺さん。

急に会えないなんてどうしちゃったの?

積極的だった彼の態度に、何だかモヤモヤする
潤子はというと三嶋の

「待ってるから」

という一言に

「ちょっとカッコいいかも・・・」

と気持ちがグラついている彼女ていったい・・(笑)
待つのもイヤ!待たれるのもイヤ!
「男ってズルすぎる」byジュンコ
イヤイヤ・・あんさんこそイケずな女でしょ(笑)

納得行かないから直接会って事情を聞く!!
ということで星川家のお寺に行った彼女は
弟から

・高嶺は会うことが出来な場所にいる
・後継ぎを諦めてあなたと結婚する

という現状と彼の本気を改めて感じたわけですが
ここでいきなり弟がちょっとしたイタズラを・・・

お茶の中に睡眠薬?を入れて潤子をトロ~んとさせて
成り行きでやっちゃったと勘違いさせることに成功・・。
(本当にやってませんよ~)

弟に弱みを握られてしまい、更に罪悪感いっぱいで
高嶺に合わす顔がなくなってしまった彼女。

彼のことが凄く気になるけど、
結婚を諦めて仕事に生きようと前へ進みますが
彼のことを忘れることが出来るのか?

それと高嶺の方は、
厳しい修行をしていても、
「目を閉じれば潤子さんの美しい姿が・・・」

と煩悩を断ち切れない様子・・(笑)
ハッピーエンドまでまだまだ色んな事ありそうです。

朗報!!
ゼクシィこと毛利まさこと高校生の蜂屋蓮司が急展開!
蜂屋のハッキリしない態度に別れようと思った矢先、
ダメ元で婚姻届を蜂屋に渡したら意外とその場でサインしてくれて
結婚に一歩近づいた二人。
11巻では更に進展か?

 

そして10巻のラスト・・・

弟・天音が兄の修行先に行って衝撃の告白
「寝てしもうた、あんさんの潤子さんと」

ちょっとだけ兄を憎んでる弟のイタズラがいよいよスタートです(笑)
なんだか面白くなってきましたね。
今回は三嶋の出番が全く無かったけど、
その分、弟の天音と本社の清宮主任の活躍が多かった巻でした。

ゼクシィいわく、清宮は潤子に気があるとのこと。
彼女言うのだから間違いないでしょう(笑)。

ということで

・兄を困らせたい弟
上から目線で偉そうな本社の清宮

が今後も波乱を起こしそうな予感がします。

そう言えば、10巻では主人公が小学3年の時、
お墓参りで星川兄弟と会っていたことが判明。
もちろん、二人ともそのことは覚えていないでしょうね。

11巻のネタバレ感想はこちらに書きました

 

ドラマ「5時から9時まで」石原さとみのドタバタ感最高!

いや~、いいですね、
これを石原さとみさんと山下智久さんが演じるらしいですが、
一層のこと、さとみさんにはガンガン暴れまわって振り回してほしい。
というか、振り回されるのか?
ドラマもラブコメタッチで描いて欲しいですね。

追記:

1話みてみましたが、見事なラブコメですね。
リアクションがあまりないやまぴーに対して
石原さとみさんの体を張った演技が見物。

展開は多少予想できますが、
いつもとは違った恋愛の形が多数存在するので
今までにないラブストーリーに期待。

個人的にはアーサー様とモモエ先生のLoveが早くみたいですけどね(笑)