2018年10月1日から放送されるNHKの朝ドラ『まんぷく』のあらすじとキャスト情報をまとめています。
2018年(平成30年)後期の朝ドラは今や世界中で愛されるチキンラーメンの生みの親・安藤百福さんとその妻をモデルに描かれるストーリー。開発までの辛く厳しい道のりと夫婦の絆を描いた作品です。
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『まんぷく』あらすじとキャスト
ここでは、この作品がどんな物語なのか、分かりやすく楽しくご紹介していきたいと思います。
まんぷくってどんなストーリーなの?
- 物語の舞台は戦前の大阪。ヒロインは母子家庭で、3姉妹の末っ子。
- 姉が結婚を機に家を出ていってしまったので、残された福子は家計を支えるために女学校を出てすぐに働き始める。
- そんな時に出会ったのが、青年実業家の萬平。二人は結婚しますが、様々な事業に挑戦しては失敗の繰り返し。
- もう後がない夫婦。背水の陣で最後に挑戦したのが「インスタントラーメン」の開発でした。国内だけでなく、世界に影響を与えた食文化の一つが生まれたのです。
放送情報
放送局:NHK(総合)
放送日:平成30年10月1日(月)~平成31年3月30日(土)
放送時間:朝8:00~ お昼12:45分~
脚本を担当したのは龍馬伝の福田靖
早くも、来年後期の朝ドラが発表に。脚本家はドラマHEROやガリレオの福田靖さん。「仕事に飽きてきたときに話をもらって、身が引き締まる」 https://t.co/tiQzWMvHQc … #朝ドラ #まんぷく #福田靖 pic.twitter.com/snsI2Ga9v1
— Lmaga.jp (@lmaga_jp) November 14, 2017
脚本家が福田靖さんと聞いて「ピン!」ときた方も多いはず。メガヒットしたドラマ「HERO」や「ガリレオ」、NHKなら「龍馬伝」などを手がけてベテランの脚本家です。
モデルとなった安藤百福さんの夫人に関する本が無いので、ほぼフィクションになるけど、誰もが元気になれる「朝ドラ」にしたいと意気込みを語っていました。
ナレーションは最年少の芦田愛菜に決定
なんと、今回の朝ドラのナレーションは芦田愛菜ちゃんが担当することに。これまでの歴代ナレーションの中で最年少の彼女。プレッシャーも相当あると思いますが、インタビューではこんな事を語っていました。
語りという形で参加させていただけて、とても光栄に思っています。ナレーションでシーンを壊してしまわないように、いい意味で存在感を消し、福ちゃん達を少し離れたところから見守るような存在でいられるように心掛けたいと思います。(引用:http://www6.nhk.or.jp/)
芦田愛菜ちゃんを起用した理由は?
「一人の少女が、おばあちゃんから聞いた話を友達に話して聞かせている」
というイメージで語りを考えた時、彼女しかいないと思ったのでしょう。「マルモのおきて」で福くんとブレイクした彼女は子役としての地位を確立。現在は少女から大人へ変わろうとしていますが、大切な今だからこそ出来る仕事に「精一杯務める」と意欲を語っていました。
タイトル「まんぷく」の意味
もちろん、お腹がいっぱいという意味の「満腹」も含まれますが、主人公の福子と萬平の名前を合わせたそうです。日本の朝に幸せが溢れるようにという思いも込められているようで、10月朝から幸せな気分で1日をスタート出来そうですね。
登場人物&キャスト
登場するキャラクターとキャストをご紹介。※発表に合わせて追記していきます。
ヒロイン役は安藤サクラに決定!
役柄:今作のヒロイン・今井福子。三姉妹の末っ子。父親を早くに亡くしたため母子家庭で育つ。女学校卒業後、家計を助けるため電話交換手の仕事に就く。その後とあることがきっかけで出会った萬平と結婚する。
安藤さんについて:1986年2月18日生まれ 160cm A型。奥田瑛二と安藤和津の次女。2012年に同じ二世俳優の柄本佑と結婚。演技派女優として知られ、数々の賞を受賞。
萬平とともに夢を追いかける仲間
片岡愛之助
役柄:加地谷圭介。たちばな工房にひょっこりと現れた謎の男。軍に知人がるといい、幻灯機で一旗揚げたいと萬平に共同経営を持ちかける。萬平に対しては常に上から目線で物を言うタイプ。
片岡さんについて:1972年生まれ。大阪府出身。1992年に片岡愛之助を襲名。TBSのドラマ「半沢直樹」で金融庁の役人を演じてから広く知られるように。
片岡さんいわく「加地谷は自分大好き男」で自己掲示浴が強く野心家で自分とは全く似ていないらしい(笑)。以前から大阪を舞台にした朝ドラに出るのが夢だったので、思わずガッツポーズが出たとか。
桐谷健太
役柄:世良勝夫。元技術屋だったが萬平の優れた技術に圧倒されて営業に転身。個人で商社を経営している。萬平は世良を親友と呼ぶが、世良に裏切られてしまうことも。
桐谷さんについて:1980年生まれ。大阪府出身。俳優デビューは2002年。auのCMで浦島太郎を演じ、その歌声が注目を浴びた。NHKでは大河ドラマ「龍馬伝」に出演。
「世良は自分に正直に生きている人」そう語る桐谷さん。福子からは「よくわからない人」と言われますが、激動の時代だからこそ昨日と今日では考え方や行動が変わってくる。世良は幼い頃に苦労して育ったという生い立ちを想像しながら演じているのだとか。萬平たちは世良に振り回されることもありますが、萬平を支える仲間として活躍する人物です。
橋爪功
役柄:三田村亮蔵。大阪商工会の会長。大阪では知る人ぞ知る財界の大物。性格は温厚で困っている人を見ると放っておけないタイプ。福子の熱意が伝わり資金援助してくれることも。
橋爪さんについて:1980年生まれ。大阪府出身。演劇集団円の代表。大河ドラマは8作品に出演、朝ドラは今回で5作品目の出演となる。最近は山田洋次監督作品の常連で「家族はつらいよ」シリーズでは父親をコミカルに演じる。
「大阪商工会の会長で実業界の大物」という三田村の肩書を意識した役作りを特にせずに監督に委ねたという橋爪さん。現場でいつも修正できるようにアンテナを張っているとも語っていました。朝ドラらしさではなく、時間の流れや空気感を視聴者が感じられることが大事。演技は足すのではなく、捨てるほうが重要だと語る。
瀬戸康史
役柄:神戸茂。戦争ですべてを失ってしまった青年。仕事が無くお金が尽きて、空き巣に入った香田家で萬平たちに捕まってしまう。許してくれた彼らに恩返しのつもりで香田家に通うようになり、やがて萬平たちと一緒に暮らすようになる。実は名門大学出身の秀才。
瀬戸さんについて:1988年生まれ。福岡県出身。2005年に開催された「第2回D-BOYSオーディション」で準グランプリを受賞し芸能界デビュー。仮面ライダーキバで知名度を上げ、朝ドラは「あさが来た」から約2年ぶりの出演となる。
泥棒に入るところから始まる役ですが、根は真面目で責任感のある男。そう語るのは神戸茂を演じる瀬戸康史さん。「あさが来た」から続いて汚れた風貌ですが・・・と自虐を交えて語ってくれた彼は、やがて「塩軍団」と呼ばれる萬平が立ち上げる製塩事業のリーダー的存在に。
中尾明慶
役柄:岡幸助。萬平が立ち上げる製塩事業の従業員。戦地へ行く前には乾物屋で働いていたが、引き上げ後に店は焼失。神戸に声をかけられたことで従業員に。喧嘩っ早くトラブルを起こすこともしばしば。根は真面目である。
中尾さんについて:1988年生まれ。東京都出身。2000年に子役として芸能界デビュー。「3年B組金八先生」「GOOD LUCK!!」「WATER BOYS2」に出演し知名度がアップ。NHKは大河ドラマ「軍師官兵衛」に出演した経験があり、朝ドラは今回が初となる。
真っ直ぐで協調性が高いだけに外れていく者を見ると許せずついカッとなって手が出てしまう。ちなみに朝からふんどし姿の男たちが画面一杯に登場することもあるようで、朝から元気に男臭く盛り上げますと意気込みを語っていました。
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