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どんな映画?簡単なあらすじ
じりじりと確実に劣悪になっていく地球環境、人類滅亡の危機!
愛する家族のために、人類が住める星を探し宇宙に旅立つ男が主人公。
次々と起こる絶望的な状況に屈せず、移住計画(ラザロ計画)は叶えられるのか?
そして、まさかの展開で状況は好転し…
前半は映画情報メモ、後半に感想を載せています。(一部、軽いネタバレを含みます)
映画情報
- 日本公開 / 2014年11月22日(土)~
- タイトル / 『インターステラー』
- 監督 / クリストファー・ノーラン
- 原題 / 『Interstellar』※2014年11月~全世界で上映
- 原作 / なし
登場人物とキャスト
- クーパー(元宇宙飛行士、マーフの父親。主人公)マシュー・マコノヒー
- マーフィー(10歳、愛称はマーフ。学校では問題児) マッケンジー・フォイ
- 大人になったマーフ(ブランド教授の元で働く)ジェシカ・チャステイ
- ブランド教授(地球以外の星での移住を計画)マイケル・ケイン
- アメリア・ブランド(教授の娘、クーパーと共に宇宙へ)アン・ハサウェイ
10歳のマーフ役の女の子は14歳(撮影時は13~14歳)、美人さん♪
.@Interstellar actress @MackenzieFoy is taking off: http://t.co/3S7H2vrVFQ pic.twitter.com/DdpzcfK4Jf
— W magazine (@wmag) 2014, 11月 8
公式予告
見どころと感想、評価(劇場2D版)
静かだが強烈なパニック、人間の精神力の儚さを痛感…
前半、地球の寿命と言われてもピンと来ない見た目と雰囲気でしたが、宇宙での緊張感と
孤独感はお化けホラーよりも恐ろしかったです!(私はパニックやホラーが苦手)
宇宙の美しさと恐ろしさのスリル、人間の不安定さと心理サスペンスに満足評価。
特に前半は不安になるBGMが(良い意味で)気になり、恐さを倍増させます。
宇宙船が飛び立つ大音量の迫力には劇場の椅子がビリビリと震え、映画館ならではの体感。
それから、全体的には静かなんですが一回だけ「緊張MAX→急に爆発」があった時には、
ドキッーーと心臓が縮まりました。びっくりして体が数ミリ動いちゃったかも。
宇宙空間で流れるBGMはクラシック調?で優雅、幻想的で余計に未知への恐さを感じます。
そして、限られた時間と燃料・物資、予想以上に厳しい宇宙環境が緊迫感を加熱。
宇宙では時間の進み方が地球と大きく異なり、クーパーの子供達は数十年単位で成長。
子供達に会いたい、人類を救いたい、早く、早く!…焦らずにはいられません。
始終クール過ぎるイメージもある主人公クーパーでさえ、終盤に大泣きしたりパニック
になる様子が何とも恐くて、貰い泣きもしちゃいました。
エンディングや方向性は明るめだけど、余韻は不安感が残りブルー気味の心境。
見事に映画の雰囲気に飲まれた私です。
後半は、映像美・終盤での盛り上がり・ロボットキャラについて
宇宙の映像が美しい
相対性理論とか仕組みはさっぱり分からないけど、滝の様に流れるブラックホールや
5次元空間が美しくて、もっと長く眺めていたいと思う神秘的な映像でした。
娘と幽霊現象、最後に分かるその真相のインパクトが凄い
物語のキーポイントとなる、この現象。
この展開は、まったく予想出来ませんでした。それとあれが繋がるのかぁ~!
NASAに辿り着いたらお役目終了気分ですっかり忘れてた幽霊現象と腕時計が、
終盤を盛り上げます。
幽霊の正体は、まさかの!!
本気のネタバレは伏せますが、少女マーフが読み取った謎の言葉「STAY」が重い!!
四角いロボットがナイスキャラ
宇宙飛行のサポート要員としてライターみたいに四角く素っ気ないデザインの
TARSとCASEという名を持つ人口知能ロボットが登場します。
非人間的なのは意図的らしいですね。
比較して、人間らしさ(心の揺れや感傷など)を際立たせたかったのかしら?
アメリカンジョークのユーモア機能が満載で、人間と違い感情や恐れが無いところが
凄く頼もしいロボットくん達です。
意外と活動的でかっこいい♪助けられたい!今回の映画で一番好きなキャラです。