2014年11月22日(土)から公開された洋画「インターステラー」、興味深々なSF映画でしたが、相対性理論とか…難解過ぎて未消化になりがち。劇場公開を見た後に、???となった単語を調べて整理、メモしました。
私が理解できる簡単な範囲で、なるべく現実的なサイエンス情報を集めながら自分の考察を少々プラスしています。(ネタバレ要素を含みます)
もくじ (文字クリックでジャンプ出来ます)
砂嵐
今回、人類滅亡の目に見える原因は砂嵐。なぜ砂嵐で人類滅亡!?と思ってしまったのですが、連想すると少し納得。
砂嵐→砂漠など乾燥地帯で起こりやすい→地球全体の急激な砂漠化進行?
→砂嵐で日光が遮られる→食物の不作と光合成不足(と健康被害)
→酸素が無くなる→人類滅亡
※ウィキを見ると、「資源枯渇した近未来」と書いてありました。
でも、地下で品種改良した食物を育てるとか科学的に酸素を大量に生産するとか何か回避が出来そうには思いますが、映画の世界では急激に地球の寿命が尽きて手の施しようが無いのかもしれません。
でも、宇宙を飛行したり知的ロボットが作れるだけに違和感は感じちゃいました。オイルショックも起こっていてガソリンが貴重とかなら、実感できたかも。
↓参考画像:実際の大規模な砂嵐。
乾燥地帯に発生する巨大な砂嵐「ハブーブ(haboob)」 pic.twitter.com/3AGVA0xyxO
— 世界にある巨大なもの (@kyodai555) August 2, 2018
五次元
まずは、手始めに四次元について考えてみます。ドラえもんの四次元ポケットを考えると混乱しますが、案外身近にありました。
3D(三次元)超音波装置。お腹の中の赤ちゃんの「画像」を超音波で見る。
4D(四次元)超音波装置。お腹の中の赤ちゃんが「リアルタイムで動いている様子」を超音波で見る。
四次元は『三次元(3D/立体)+時間軸』ということらしい。
じゃあ、五次元は?
残念ながら目に見えて実感できるのは四次元までらしい。解明されてないので想像するしかないようです。インターステラーの世界観なら・・・たとえば『三次元 +時間軸 +愛や思念』なのかなと私は想像しました。それとも『四次元 +時空』かしら。
後半は、映画世界をイラスト説明した図やブラックホールやワームホールについて。
インターステラーの世界を整理
地図の様にイラスト化したものを見付けました。映画を観た後だと「なるほど」となるイラストです。
Toute la timeline de #Interstellar résumée en une infographie. Attention spoilers pic.twitter.com/alYdnzD6OR
— Séance Radio (@seanceradio) November 22, 2014
中央の縦ラインが特異点かしら?
イラストの補足
たぶん上下で時間が表されていると思います。上が過去、下が未来。
WNDURANCE(エンデュランス号)惑星間を移動する宇宙船の名前。
GARGANTUA(ガルガンチュア)劇中で登場する巨大なブラックホール。
SATURN(サターン)土星
COOPEER STATION(クーパーステーション)土星衛星軌道上のスペースコロニー。
特異点
特異点(とくいてん)は、ある基準 の下、その基準が適用できない点である。宇宙物理学では重力に関する特異点が考えられ、重力の特異点という。ブラックホール内には、時空に於ける特異点が存在すると考えられている。(出典:http://ja.wikipedia.org/より、抜粋して引用)
説明を読んでも難しいけど・・・インターステラーに当てはめると、ブラックホール内には時と空間に関して、通常とは違うことが起こるポイントがあるってことかしら?
ブラックホール Black Hole
物凄く大きな重力で何でもかんでも引っ張ってしまう天体、ブラックホール。映画「インターステラー」での映像表現はこちら。
Het is #DagVanDeWetenschap! Ga kijken naar #Interstellar en leer bij over ruimte en tijd op de leukste manier! pic.twitter.com/lSkKDtmApj
— Warner Bros Belgium (@WarnerBrosBE) November 23, 2014
ブラックホールとは何?
ブラックホールは事象の地平線を越えて飛び込む物質を再び外部へ逃さずにすべてを呑み込む領域。重力(引力)が起因する現象。(出典:http://ja.wikipedia.org/より、抜粋して引用)
動画で、割と簡単に説明してくれるものを見付けました。地球を1cmにぎゅっと縮めるとブラックホール状態になるお話も面白かったです。
光っている部分の説明は17:30~。重力の強さについて26:30~。ブラックホールに吸い込まれると?41:00~。
もしかして、ガスジェット噴流に運良く乗れたらブラックホールから出て来れるのかしら?
インターステラーと合わせて想像を広げてみると、ブラックホールから吐き出されつつ→愛の引力で方向が決定されて娘の元に帰れました、というイメージが浮かびました。
ワームホール Wormhole
映画の中で説明が出てきますが、おさらいとプラスアルファ。
What is a Wormhole? https://t.co/9n2UMI5GVH pic.twitter.com/WMZi68I8Ta
— SPACE.com (@SPACEdotcom) October 21, 2017
時空構造の位相幾何学として考えうる構造の一つで、時空のある一点から別の離れた一点へと直結する空間領域でトンネルのような抜け道である。リンゴの表面のある一点から裏側に行くには円周の半分を移動する必要があるが、虫が中を掘り進むと短い距離の移動で済む、というものである。(出典:http://ja.wikipedia.org/より、抜粋して引用)
そう言えば、ドラえもんのどこでもドアは「ワームホール」なのかしら。
余談ですが
おまけに、クーパーステーションと逆風景だ♪とワクワクした映像を紹介します。
ありふれた光景を、小さい惑星に変えてしまう「惑星風パノラマ写真」を動画で実現したドイツの写真家(再掲) http://t.co/H0uQgdPFs5 http://t.co/aOLTEKnb3s
— WIRED.jp (@wired_jp) November 27, 2014
担当スタッフです(´▽`)
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