ドラマ「探偵の探偵」原作小説Ver.【自作】相関図とドラマキャスト陣

「探偵の探偵」登場キャラクターをドラマ鑑賞用に原作版で紹介!
関係をサクッとまとめた相関図も作ってみました。

ドラマキャスト陣についてもメモ。
全体的に、私が観たいと思うキャストメンバーなのでドラマも期待してます。

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かんたん相関図(原作バージョン)

ドラマではアレンジがあるかもしれませんが、原作での主要人物の関係を図にしました。
人数も多く幾つかの事件が絡むので、なるべくシンプルに作成。

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主人公は図の中心にいる、玲奈(れな)。
悪徳探偵を相手にバイオレンスアクションを繰り広げる、シリアス&ハードな探偵。

『対探偵課』の意義は、「あきらかにやり過ぎている」悪徳業者に歯止めをかけるため。
しかし、その活躍は表ざたになる事なく、警察にも監視される立場。
なぜなら、玲奈自信も非合法手段で対抗しているから。理解者・協力者は少数。

上の相関図では、良好な関係者をグリーンラインで表現しています。

点線ラインは、良好ではない関係で見所。と少しネタバレしちゃいましょうか。
最終的には、えええ!という展開があるのでドラマでも描かれるんじゃないかな。

それぞれの人物の説明は、後半でどうぞ!

続いて後半は、各キャラクターの紹介とドラマ化キャストデータ。

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今回のドラマ化で、私のイメージと凄くぴったりフィットしたキャストは3人。
まずは、主人公の北川景子さん。再現性のある公開映像や役作りにファイトを感じます!

クールビューティな主人公なので北川景子さんのキリッと系顔に合うのですが、
心身共に屈強でなく普通に弱い部分を持つ玲奈にもフィットしてそう。泣き演技にも期待。

そして、ユースケ・サンタマリアさんと高岡早紀さんがナイスキャスティングだと思うので、こちらも放映が楽しみです。

登場キャラクター紹介(ドラマキャスト)※少々ネタバレあり

探偵の探偵、原作小説のあらすじ・感想はこちら、玲奈の過去についても書いちゃってます。

【 主人公 】

紗崎 玲奈 ささき れな(北川景子さん)

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21歳、対探偵課。玲奈の孤独は深い。

「現実の探偵に謎解きなんかない」。
端整な美人だが無愛想。物憂げで冷やかに落ち着いていて、物怖じしない態度。

琴葉いわく、猫みたい

「見惚れるほど美しく、身体の能力がずば抜けていて、ときおりかまって欲しそうな孤独な目をする。
なのに、歩みよろうとすると警戒心をむきだしにする。手を差し伸べれば爪を立ててくる。可愛いのに、かわいくない。」小説より

上司(須磨)や先輩同僚に責任を求める事も無く、新人の琴葉のミスにも責任を負わせない。自己責任と言うより、自虐的にさえ見える。

経歴:進学校出身、新体操で国体出場経験あり

玲奈のアクションは体当たりでスゴイが、
それより凄いと思ったのは、そこに有る物を組み合わせて攻撃や盗聴に使うアイテムを手作りしてしまう事。冷蔵庫の残り物でフランス料理を作ってしまうのに、似た感覚です。

↑小説カバーでは、原作みたいな殴られ傷や水で濡れた(海中から生還?)様子が映像化♪
どれぐらい血みどろアクションシーンを再現してくれるのか、気になります(期待)!

【 探偵社スマ・リサーチの従業員で、玲奈に協力する人物 】

社内でも理解者がほとんど居ない、玲奈。この3人だけが協力的。

峰森 琴葉 みねもり ことは(川口春奈さん)

高校を卒業したばかりの19歳、対探偵課に配属される。探偵学校とも関連が無い。
働けるならどこでも良かったという志望動機の無さは、玲奈と対照的。

暴力など負の部分と接した事が無く、入社早々に退職したくなったくらい探偵に不向き。

琴葉のミスで玲奈が命を落としそうになったり、琴葉も玲奈のミスで大怪我をしたり。
そんな二人が姉妹の様に仲良くなるまでの紆余曲折も、見所のひとつ。

大好きな姉・彩音と仲良し。謙虚で無邪気な、愛想の良い性格。
私が「咲良に似てるかも」と感じたのと同じ様に、玲奈もそう思ったらしい。

須磨 康臣 すま やすおみ(井浦新さん)

46歳、スマ・リサーチの代表取締役。探偵学校も経営している。
副収入を得る為に学校を運営しているので、来るもの拒まずな所がある。

とか言いながらも理想を捨て切れず、探偵を養成する授業内容は本格的で綿密なカリキュラム。
探偵業界で生きる現実主義のクールさも目立つが、良心を持つ人物。

桐嶋 颯太 きりしま そうた(DEAN FUJIOKAさん)

28歳、探偵課。
探偵学校の卒業生(優秀)。須磨と同じく、探偵らしい探偵と言えそう。
探偵課では唯一玲奈にも協力的、しかし親身な雰囲気では無いですね。須磨以上のクールさを感じる人物です。

【 スマ・リサーチの(探偵課)従業員だが、玲奈に対して批判的な三人 】

土井 修三 どい しゅうぞう( 伊藤正之さん)

佐伯 祐司 さえき ゆうじ( 六角慎司さん)

伊根 涼子 いね りょうこ(高山侑子さん)

【 玲奈の妹 】

紗崎 咲良 ささき さくら(芳根京子さん)

中学生の頃、悪質なストーカーに狙われ命を落とす。
姉が大好きで、甘えん坊だが控えめ。

私にも妹がいるので、咲良が亡くなる前の姉想いエピソードには共感して涙涙!

【 琴葉の姉 】

織田 彩音 おだ あやね(中村ゆりさん)

仲良し姉妹のはずだったのに…、どうしてこうなっちゃった?というキャラクター。
元から秘めていた気性なのか、悪魔に魅入られたのかは知らないけれど、死神にも利用されてしまいます。

物語にピリッとスパイシーな味付けを加える関係者。(ドラマではシーン表現は柔らかくなる気がするけど)

【 警察関係者で唯一、理解のある人物 】

窪塚 悠馬 くぼづか ゆうま(三浦貴大さん)

29歳、自分の感覚や意思で判断して動ける、この物語の中では異色の刑事。
探偵業者(阿比留)を事件の調査に介入させることに不満を持つ。

1巻終盤で玲奈と出会い、対探偵課としての玲奈を理解する唯一の警察関係者。

窪塚もまた、孤独な心を持った男だった。病気で奥さんを突然失い、喪失感が今も漂う。
小さな娘がいる。(柚希 ゆずきちゃん、小学一年生)

悲痛でギスギスするシリアスシーンも多い中、
玲奈に理解を示す腕っ節の強い窪塚刑事とのほんわかとしたシーンに癒されました。

ついに王子様出現!?
と喜んだのもつかの間、運命は無情にも玲奈の理解者を奪っていきます。
悲し過ぎる展開に、原作者を恨みたくなってしまうほど情移入しちゃう展開なんです。

【 玲奈を危険人物とみなし、敵意を持つ警察関係者 】

坂東 志郎 ばんどう しろう(相島一之さん)

船瀬 卓 ふなせ たかし(阪田マサノブさん)

長谷部 憲保 はせべ のりやす(渋谷謙人さん)

藤戸 俊久 ふじと としひさ(佐戸井けん太さん)

【 悪徳探偵の中でも大物 】

阿比留 佳則 あびる よしのり(ユースケ・サンタマリアさん)

阿比留綜合探偵社の社長。

テレビで顔を売る、知識派著名人。警察庁から直接依頼を受けるぐらい信頼されている。
窪塚刑事だけは、阿比留の態度と「名探偵っぽい推理劇」に不信感を持っていた。

いかにも裏がありそうなキャラ。そう、阿比留の正体は利権と地位を狙う野望を持つ男。
玲奈を計画的に追い詰める計画性と周到さが手強~い悪役。
発揮されるのがブラックな方向性でなければ、偉人になれるんじゃないかと思うぐらいの大物悪役なのです。

ユースケ・サンタマリアさんが雄弁に推理を語る姿(予想)が脳裏に浮かびますねw

死神

謎の人物。玲奈が業務の都合上「死神」と名付けた。
通常の探偵社では拒否される、ストーカーやDV加害者など犯罪につながる相手ばかりを顧客とする探偵らしい。

【 咲良の事件関係者 】

シリーズ2冊目は、咲良の死に関与した探偵の手がかりが…

死神

咲良の行動や居所を調べて、咲良を狙うストーカー犯に無記名の報告書を提供。
犯罪ほう助と言える依頼だが、身元が分からず警察の捜査網をもすり抜けている。

ストーカー犯

少女を狙うストーカー常習犯。
前科もあるので、悪徳探偵に調査を依頼。ついに咲良に襲いかかり、自滅する。

シリーズ2冊目にて、え!?生きてるの!!という展開にハラハラ。

矢吹 洋子 やぶき ようこ(高岡早紀さん)

玲奈の妹・咲良のストーカー事件に関して、鑑定を担当した医師。

文中はっきりと氏名が書かれていたのでチェックしていたが、やっぱり1巻の終盤で本人登場。
咲良の事件に関して、玲奈の知らなかった隠された事実を知らせようと近付きます。しかし…

えええ!実は、こんな人なんだ!という豹変ミステリー展開を楽しめます。
だからこそ、色んな役をこなすベテラン女優の高岡早紀さん起用に納得。

【 DV被害者が失踪する事件関係者 】

シリーズ3冊目、最大の山場が訪れます。
DV被害者女性の集団行方不明、11人という大人数が同時に失踪した事件。

死神

対探偵課の仕事中に犯罪者に監禁されていた一人の少女を救った玲奈は、
監禁部屋にて(妹の事件以降、行方を捜している)謎の探偵・死神の痕跡を発見!

どうやら、現在進行形である「DV被害者女性の集団行方不明」にも関与している。
そして、探偵を追う玲奈に興味を持った様だ。

野放図

死神との関連を匂わせる集団。DV被害者女性の集団行方不明に関与している。

尚、「野放図」という言葉の意味はこちら↓

(1)ルールなどにとらわれずに自由気ままであるさま、あるいは身勝手であるさまなどを意味する語。
(2)きりが無いことを意味する語。 (出典:実用日本語表現辞典

窪塚刑事

玲奈の窮地を救うばかりでなく、DV被害者女性を救おうと活躍する。しかし…

DV被害者の女性たち

行方不明事件は解決したが、DV加害者は逮捕されていないので不安が残る。
そして次の事件が…