「探偵・日暮旅人」シリーズの徹底あらすじ・ネタバレあり「彼の正体とは?」

探偵・日暮旅人の登場人物の紹介

主人公・日暮旅人
繁華街のビルの一室を借りて「探し物探偵事務所」を開いている。5感の内、聴覚・嗅覚・味覚・皮膚感覚の4つが欠落していて、視覚が無くなった感覚を補い、目に見えないものを可視化する。ただ、音楽機械からの音は視えないため、携帯は使えない。そのため、電話からの声は聞こえないので、依頼する場合は直接事務所に出向かなければいけない。困っている人がいると放おっておけないタイプ。

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百代灯衣(ももしろてい)
旅人が養父として灯衣の面倒を見ている。お人形さんのように可愛らしく性格は大人びているというよりも冷めている所も多少あるが、子供らしい一面を覗かせることも。他人に心を許すことはめったに無いが唯一、陽子には心をひらいている。ヒョウとライオンから生まれたレオポンが大好き。

山川陽子
のぞみ保育園の新米保育士。両親と同居。朝が苦手で目覚ましでは起きられない。料理が苦手だったけど灯衣に「料理音痴」と言われ猛特訓。初めは灯衣が心配で旅人親子をサポートしてきたが、いつしか旅人に好意を抱くようになる。今では週の半分以上は夕食を共にしている。実は幼いころに二人は会っている。

雪路雅彦
旅人のことをアニキと呼び、事務所の営業から雑用までなんでもこなす。灯衣の弁当も作ることがあるが、これがまた女子力が高い。灯衣にチンピラと言われている。見た目は貫禄があるが実はまだ二十歳。口は悪いが根は優しいやつ。自称「便利屋」、犯罪組織にツテがある。旅人の体を気遣い必要以上に仕事を引き受けないようにしている。父は市長の雪路照之。

智子先輩
のぞみ保育園の保育士。陽子の大学時代の先輩。歴史研サークルの仲間。子供の扱いが上手なので保育士としての先輩は尊敬しているが、プライベートでは微妙。仕事を陽子に押し付けて合コンに行くことがよくある。

榎木竜造
榎木診療所の院長。ワケアリ連中御用達の診療所。旅人の4つの感覚が無いのではなく眠っていると考えている。他の感覚が生きているからこそ視れるのだという。

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増子すみれ警部補
美しい女性刑事。感情を込めず淡々と話すことから陽子は増子のことを冷徹な人と思っている。情報を求めて旅人の探偵事務所に顔をだすことがある。

白石孝徳(たかのり)警部
麻薬捜査のスペシャリスト。組織犯罪対策課に所属。何度も密売犯を検挙している。27歳の時に優良警察官章を受賞。その授賞式に雪路の父である雪路照之市長が出席。

亀吉
雪路の舎弟。雪路のことを「ゆきちさん」というのでいつも怒られている。前歯がなく強面で普通なら怖がられるのに陽子は意外と平気らしい。ドラマではテイが懐いているが、原作では一切懐いていない。