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小説「羊と鋼の森」あらすじ感想(ネタバレあり)

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タイトルイメージ

映画館で観た予告編、良さそう!公開前に、映画の原作小説『羊と鋼の森(ひつじとはがねのもり)』を読みました。ステキなお話しだったなぁ、映像化が楽しみな作品。

ピアノ調律師と弾き手のお仕事ハートフルストーリー。羊と鋼って何?こんなお話しです・・・

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もくじ (文字クリックでジャンプ出来ます)

原作小説のあらすじ

初めてピアノを意識した日・・・。高校生だった主人公・外村はそれまでピアノに興味を持ったことがなかったが、たまたま道案内したピアノ調律師・板鳥の仕事に心を奪われ、調律師になる進路を選ぶ。専門学校で学んだ後、めでたくも板鳥が働く楽器店に調律師として就職できたが、仕事がなかなか上手くいかない

何をどうしたらいいのか分からないけど、いろいろなお客さんと出会って数多くの失敗を経験しながら、あれこれ考えて手探りで前に進もうとする外村。

そんなある日、良くない知らせが届く。外村の心を奪う音色を演奏する調律のお客さん、ふたごの高校生姉妹に悲劇が起きてしまった。大好きなピアノが弾けない・・・。もがく若者達の行く手に立ちはだかる、苦難の先には・・・。

藩田さん(ほわわん)

藩田さん
暗い森の中で迷いながらも、登場人物達がキラキラと輝く物語。僕の脳内では、主人公とその周りの人々が星座のようにつながり、静かに輝くイメージが浮かんだよ。

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
キラキラ光るか・・・若さが、まぶしいわ。(藩田さん、作風に惹かれて感想がロマンチックになっちゃってるわね。)

羊、鋼、森

表紙

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
タイトルに入っている、この3文字。最初は何のこっちゃと思うけど、小説を読んでみるとなるほど。映画のツイッターでも公開前にネタバレ説明していました。

鋼(はがね)の弦を叩くハンマーに使われている、フェルトの原材料が羊毛。

ツイートより

公式ツイッターより)

藩田さん(ニコリ)

藩田さん
ハンマーの弾力を調整したり、弦のサビをきれいにしたり、調律師が作業する時に触れるピアノの部品がタイトルに組み込まれていまるんだね。

そして、初めてピアノの調律を目撃した17歳の戸村くんは、板鳥さんが調整して生み出す音のイメージに「森」を感じる。

藩田さん(ん?)

藩田さん
・・・森ってなんのことなのか、言葉にしようとすると難しいね。

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
板鳥さんが調整した音に「立ち入るのは危険な、夜になりかけの森の匂い」を感じた外村くん。ピアノ音のイメージだけじゃなくて、調律の仕事の奥深さとか、感情とかいろいろ含まれてそう。

外村は、初めて板鳥さんが鳴らすピアノを聞いた時のことを「欲しかったのはこれだ」「これがあれば生きていけると思った」と回想している。調律師になってから、一番お気に入りの奏者(和音)のピアノの音にも森を感じている。

藩田さん(ん?)

藩田さん
実家にいた時の違和感(我慢や不満?)から解放されて自分が自分らしくいられた故郷の森、と解釈するなら・・・森とは、自分が自分らしく生きられる仕事?・・・う~ん?

板鳥宗一郎(いたどりそういちろう)

江藤楽器の調律師。世界で活躍するピアニストのコンサートの調律師に指名されるほどの実力を持つ。

小説『羊と鋼の森』感想

透明感があって明るく、淡々と軽やかに美しく、癒しと懐かしさがあって読後感良し。

藩田さん(ニコリ)

藩田さん
だいたい1cmぐらいの厚みの文庫本だから、気軽に読めたよ。サラリと、でも詳しく説明してくれて読みやすかった。主人公がもくもくと調律の勉強に励む姿が目に浮かんだよ。雰囲気もキャラクターもステキなお話しだったなぁ。

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
うん、ロマンチックで美しかった。風景や表情を想像しながら読むのが楽しくて、小説の結末まで読んだら余計に映画が観たくなちゃった。本に書いてある表現が、どんな風景や色彩、音になるのか楽しみ♪

きれいで幻想的な天気の描写。色と光と空気感、自然が豊かな北海道の山育ちの主人公ならではの表現力。

外村(とむら)

北海道にある山の集落で生まれ育った、この物語の主人公。自分のことを「どうでもいいような人間」と自己評価して、将来やりたいこともなく、時間を持て余していた。どこかで働いて普通に生活できればいいと思っていた。親しい友達もいない。

そんな17歳の高校生男子が、ひとりの調律師との出会いで調律師に興味を持ち、専門の学校に進むことに。その後、江藤楽器に就職。

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
外村くんが、ピアノの蓋を大きな黒い羽根と表現しちゃうとこがロマンチックで好み♪ピアノの鍵盤を叩く音を「景色」として感じ取る感性も「無駄はない」って言う彼の人生観もロマンチック~。

藩田さん(ニコリ)

藩田さん
僕も今は「失敗も回り道も、なにもかも無駄じゃなかった」って思う。言い訳に聞こえるかもしれないけど、失敗や回り道しなかったら友人や恋人に出会えなかったかもしれない。なにもかも全部ひっくるめて僕になってるんだよねって。

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
前向きで、ロマンチックね♪

社会見学な気持ちで読める、調律師の仕事風景はどれも興味深い。そのなかで、主人公が成長していくのを感じるのが微笑ましい。

由仁(ゆに)・和音(かずね)

外村が、初めて調律に行ったお宅の娘さん(ただし先輩に同行)。ピアノが大好きな高校生姉妹、由仁と和音は魅力的なピアノを弾く。

ほとんど同じ顔のふたごだが、喋り方や表情は異なり、ピアノの弾き方や音色もまったく違う。元気で勢いのある方が妹の由仁、おとなしそうなのが姉の和音。外村は、和音が弾くピアノの音色に特別な興味を持った。

藩田さん(ニコリ)

藩田さん
彼女達に初めて会った日に大失敗!調子に乗ってルールを破って、音を直そうとして逆に狂わせてしまった新人の外村くん。あれは、調律の難しさというか恐ろしさを痛感したよ。技術のいる仕事だよね。

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
失敗が成功の肥料になり、成功でぐっと躍進する、かと思ったら、また敗北感を味わってもがく外村くんの姿を読んでいると「お客さん喜んで!ちょこっとでもいいから成功して!」と願わずにはいられないわ。

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
そんな仕事風景のなかで「ふたご案件」以外で印象的だったのは、だらしなく過ごしている青年の部屋で内部がボロボロで壊れかけたピアノを調律した時のエピソード。

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
ネガティブなこと、ボジティブなこと、いろいろ思い描きながらの修復作業。この小さなエピソードの結末がステキだった♪

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
依頼者の青年が驚きと笑顔を見せる。わたしの脳内に「直った!いい音出てる!」と目を輝かせる青年の驚きと、ぱあっと幸せそうな笑顔がイメージとして浮かんだの。彼が楽しそうに弾く、『(大きめの)子犬の(不器用な)ワルツ』を聴いてみたくなっちゃう。

藩田さん(ほわわん)

藩田さん
お客さんや職場の先輩達に刺激されながら、どんな調律師になっていくのか?誰のどんな願いを叶える音を作っていくのか?将来が楽しみだなぁ。END後が見たくなる物語だよ。

調律師の先輩方も、順調な過去があって今があるんじゃない。それぞれの苦しみを越えて頼もしい調律師になった。教わることは技術だけじゃない・・・。

柳(やなぎ)

江藤楽器の調律師。戸村より7年先輩。優しくて、しっかりした人。しかし、意外な過去を持っていた。

濱野(はまの)

柳さんがプロポーズする女性。ずっと昔からの良き友人であり、良き理解者。繊細過ぎた彼を支えてきた。

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
柳さんの分かりにくい例え話(比喩)好きなんだよね、私。それに対してサラリと純粋な答えを返す外村くんとのコンビも好き。

藩田さん(ニコリ)

藩田さん
外村くんの比喩は鳥の羽根とか春の風とかだけど、柳さんの比喩は食べ物が多いから、興味や環境でこうも違ってくるのかと(笑)思いながらも柳さんに親近感が湧いたよ。

柳さんとのやりとりの中で、外村が生まれて初めて「わがまま」と言われるシーンがある。そのエピソードで思い付いたのは、物語全体が淡々とした印象なのは外村が兄の心得として無意識に「わがまま」を我慢してたから?ということ。柳さんを兄のように慕って素直な本音が出たのかな。

秋野(あきの)

所帯持ちの40代前半。あまり顔を合わせる機会がない先輩。音大の大学院まで出てピアニストを目指していた。普段の態度はテキトーでいい加減に見えるが・・・。この人もまた、人生に大きくつまづいて、ピアニストをあきらめるために苦しんだ過去を持つ。

宇佐美ちゃん(ニコリ)

宇佐美ちゃん
悪い人には思えないけど、愛想がなくて感じ悪いキャラだよね。それでも、この物語には悪人が登場しないイメージだから、言葉足らずで誤解されやすいキャラなのかなと思って読んだよ。

続いては、小説、漫画、映画の作品情報。

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作品情報

小説

藩田さん(ほわわん)

藩田さん
全1巻で、サラリと読めちゃうよ。

タイトル 『羊と鋼の森』
著者 宮下奈都
文藝春秋

タイトル

漫画

上巻・下巻(B6判)
漫画家 水谷愛
フラワーコミックス

映画

2018年6月8日公開

藩田さん(ニコリ)

藩田さん
映画の公式ツイートを眺めてみると、キャラクターや映像の一部を紹介してくれてるのがウレシイ♪ツイートを見てる限りでは、原作に忠実そうでわくわくするよ。

主な映画化キャスト

主人公・外村(山﨑賢人さん 23歳)に、双子の姉妹(上白石さん姉妹 20歳、18歳)とフレッシュなキャスティング。ベテラン勢は、板鳥宗一郎(三浦友和さん 66歳)など。

※2ページ目は、結末ネタバレ関連です!

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