泣ける「コウノドリ」原作漫画の感想とあらすじ(ネタバレあり)

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個性的なキャラクター(産婦人科の人たち限定)

鴻鳥サクラ

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(出典:amazon.co.jp)

上の写真のように髪型は絶対おかしいですが(笑)
性格は温厚で物腰がとても柔らかく妊婦さんからは信頼される素敵な先生。

鴻鳥という変わった苗字だったので、
実際にいらっしゃるのかと思い調べてみると全国で2世帯ありました。
ちょっとびっくりです。

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部下の教育も熱心で新米の下屋も頼りきっている頼もしい先輩。

お医者さんなんだからバランスの撮れた食事をしているのかと思いきや、実は食事休憩に大好きなポヤングソースやきそばを食べるのが彼の唯一の幸せな時間。(ペヤングとソックリな描写です)

過酷な医療現場で働く傍ら、
オフの日にベイビーという名でピアニストとして活動する彼を知っているのは院長と旧知の仲の小松だけ。

医療現場で人に安らぎを与え、ジャズコンサートでは観客の心をつかむ彼は決して平坦な道じゃありませんでした。

若くして死んでしまった母を思い、救える命を救いたいという気持ちも芽生えたから「医者になる」と心に誓ったサクラ

生まれてすぐに母を亡くし、児童福祉施設で育てられた彼は、そこで代理母からピアノを教わり、みるみる上達していった。

ベイビー。
正体不明なミュージシャン。
ウィッグを付けてメイクもし、黒いスーツ姿の彼には医師の面影はなく、全身全霊で奏でる音色は観客を魅了してやまない。

 

下屋 カエ

産科医。まだまだ新米。慌てん坊でフライングが多い。
サクラを信頼し尊敬している。

ベイビーのファン。もちろんサクラだということを知らない。
自分が当直の日しかライブがないのでいつも悔しい思いをしている。

産科医になった理由は他の医者と違い、命の誕生に立ち会える場所であり
喜びもやりがいもあるから。

自分と同じ歳の妊婦の容体が急変し、母子ともに亡くなってしまったことがきっかけとなり、成長できない自分を変えるために救命救急に転科を希望した。

その時に髪をバッサリ切ってショートヘアにしている。

 

小松 ルミ子

この道20年のベテラン助産師。サクラが研修医の時にお世話になった人。

プライベートでも一緒にお酒を飲む仲。

性格は明るく誰とでも仲良くなれるタイプだが、たばことお酒が恋人という寂しい独身女性。豚足が大好き。

お団子ヘアがトレードマーク。2巻から聖ペルソナ総合医療センターで働くことになった。

Babyの正体が鴻鳥だと知っている。実家は元助産院で母親はほとんど家におらず、小学校の時に両親が離婚。父親が家を出たという家庭の事情で中学の時にグレて警察の厄介になったことも。

助産師である母親の仕事に立ち会った時に衝撃を受けて、彼女も助産師になった。その母親は早くに他界している。

ペルソナではムードメーカー的存在。

 

四宮 ハルキ

サクラいわく、5年間、四宮の笑顔を見たことがない。患者に対して冷静というより冷たい態度で接しているが、決して性格が悪いわけではない。

5年前に担当した女の子が重度脳性麻痺で入院しており、四宮は毎日女の子に会いに行っている。母親はオペ中に死亡。

母親は妊娠中にタバコを吸っており、32週で早剥になり、大量出血で死亡。子供は重度の脳性麻痺で植物状態に。父親とは連絡が取れなかったが、女の子が亡くなった時、4年ぶりに再開している。

四宮は母子を助けられなかったことを悔やみ、家族を不幸にしたのは自分だと思いこんでいる。

それ以来、四宮は患者と距離を置くようになった。

ただ、1人の妊婦から、「妊婦には優しくしてください」と言われた時、6年ぶりに笑顔をみせている。

ジャムパンが好き。

 

赤西 ゴロー

研修医2年目。実家が産婦人科なので自身も同じ科を希望している。

様々な科をまわるスーパーローテート研修で産婦人科に配属された。どこか頼りないところがあるが手先が器用でセンスはある。ピアノも上手い。

丁寧な物腰で妊婦さんに人気がある。四宮とは対照的かな。

結果が良かったから別にいいじゃないんですかね、と適当なことを言って下屋に殴られたことがある。

道端で心肺停止になった妊婦を助け、院内で危機的状況になったが母子ともに奇跡的に回復し、それが彼にとって自信へと繋がった。

四宮の実家も産婦人科なので赤西の立場を多少は理解している。なんだかんだ厳しいようで、四宮はちゃんと教育している感じです。

5ヶ月、産婦人科の研修を終えたあと、地域医療の研修へ。そして後期研修として再びペルソナに戻ってきたのだが、1ヶ月の離島医療の研修へ単身行き、大きく成長した。

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倉崎 エミ

下屋カエの替わりに配属された貴重な女性産科医。前の病院の医師と結婚したが夫の不倫が原因で離婚。

今では想像付かないが学生時代はヘビメタロックにハマり、ボリュームのある髪型をしていた。

鴻鳥や四宮を練習台にしていたので、点滴は上手い。学生時代は友達がいなかったらしい。

上昇志向が高く、キャリアアップを目指している。誰かに頼るタイプではないので、無理をしがち。

そこら辺の彼女の性格は鴻鳥も四宮もわかっている。

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hulu

最後に・・・

かなり重たい話ですが、
笑いの要素も所々で入っているので多少はライトな感じになっています。

命のテーマで終始張り詰めた緊張感があると疲れてしまうので
あえて息抜きを入れることで

「どうか、肩の力を抜いて産婦人科医のお仕事をそっと覗いてみてください。」

そんな風に語りかけているような作風でした。
とてもためになる家族で読む漫画ですね。