結末は爽快!原作小説「ラストチャンス」あらすじとネタバレ(再生請負人)

スカッとする「ラストチャンス~再生請負人~」の結末

大友と宮内、そしてWBJ菱光銀行の杉山と斉藤をDFSに呼び寄せ、再建計画を発表。会社を分割し、伊坂商事の支援を受けると彼らに説明しました。ここでは十和子フードとの関係は伏せています。

大友と宮内は自分たちが伊坂商事の仲介役だと信じて疑わず、銀行員たちは再建計画が実現できなかった場合は早々に融資の引き上げをすると脅してきたのです。

ドラのすけ(男 ニコニコ)

ドラのすけ
大友は小沢さんとまだ契約していないのに何を考えているんだろうね・・。

そんな彼らにそろそろ鉄槌を下す時が来ました(笑)

「DFSが十和子フード、伊坂商事と資本・業務提携」

新聞記事を読んだ彼らが慌ててDFSに血相を変えて駆けつけてきたのです。「樫村!一体何のマネだこれは!」ってね。

伊坂商事は我々が仲介すると言ったはず、これは契約違反だという大友。しかしDFSと大友とは正式に契約したわけではありません。大友と宮内は駆けつけた銀行員に「こんな会社すぐに融資の回収をしちゃってください」と喚いていたのですが、WBJ菱光銀行の杉山と斉藤はそれどころじゃなかったのです(笑)

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伊坂商事と十和子フードの支援によって再建の目処がたったDFSはメインバンクの鞍替えを行ったのです。しかも「大手総合商社の伊坂商事の指示」だったのでWBJ菱光銀行の支店長らが大慌て。杉山と斉藤は樫村の前で額を床につけながら土下座(笑)菱光銀行は伊坂商事を怒らせたということですね。

ドラのすけ(男 ニコニコ)

ドラのすけ
そりゃそうですよ、DFSと菱光銀行の信頼関係は無いですからね~。他銀行に切り替えて当然です。

「どうか、取引の継続をお願いします」と懇願する銀行員たち。

しかし伊坂商事主導で行われたメインバンクの切り替えなので、樫村にどうすることも出来ません。土下座する杉山と斉藤に「床は冷たいのでぢになりますよ」と言ってその場を去ったのです。

この時、大友は苦し紛れに一言、樫村に対して「キミを社長にしたのが最大の痛恨だ」と言ったので、樫村は、

「あなたを会社から追い出したことが、私の1番の業績です」と言ったのです。

「あなたは一度でも従業員を愛したことがありますか?」

樫村のこのセリフに何も言い返せなかった大友でした。

ドラマっ子(女 ニコニコ)

ドラマっ子
あ~スッキリした~♪自分たちの利益のことしか考えていない人たちと取引はしたくないですからね。良かったよかった。
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ところで樫村さん、あなたはどうするのですか?

DFSの社長は十和子が就任し、結城は顧問に。そして樫村は経営から身を引き、辞任するという。

なんだかもったいないですね。社長業は向かないと彼は言いますが、崖っぷちの会社を立て直した功績は大きく、従業員からの信頼も得ているのに・・・。

夜遅く、直営店の店に呼び出された樫村は従業員たちの盛大は拍手で迎えられたのです。そして妻と息子が花束を贈呈。華やかな終わり方をしていますが、彼は無職になりますからね。大きな疑問を残す形で「ラストチャンス」は終わりました。

ドラのすけ(男 ニコニコ)

ドラのすけ
う~ん、最後がちょっと気になりますね。でも樫村さんは事業再生のプロフェッショナルだから、コンサルタント会社を設立するっていうシナリオもアリかなと思います。

ドラマっ子(女 ニコニコ)

ドラマっ子
確かにそれはあるかも。個人的には残ってほしかったけど、自分の資質を理解して、結城さんと十和子さんに譲った樫村さんカッコよかったな~。

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