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壮絶な結末「黒革の手帖」は3冊あった!原作小説のネタバレ

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2017年7月20日にテレビ朝日系で放送されることになった今作。

過去に何度もドラマ化された松本清張の人気作がまた帰ってきた感じですが、主役の元子を演じる武井咲が若干物足りないような気がしますね。2004年に放送された作品は米倉涼子で彼女も当時は20代でしたが30代の貫禄と色香が程よく出てて、味のあるママを演じていましたが・・・さすがに今回は適役なのか・・と。

さて、今回は原作小説が気になったのでさっそく読んでみましたが、結末はけっこう壮絶でした。ということで作品を紹介したいと思います。

米倉涼子版のドラマのあらすじはこちらでまとめました

作品データ

昭和53年11月16日号~昭和55年2月14日号の週刊新潮のシリーズとして連載されていた作品。

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簡単なあらすじ

東林銀行を十数年勤め上げた預金係のベテラン行員・原口元子(はらぐちもとこ)は、資産家たちが脱税のために開設した架空名義の口座から7500万円を横領。しかし銀行側は公にできない口座なので、告発も出来ない。

元子は架空名義口座の一覧を写した手帳を支店長に返す代わりに7500万円を横領することに成功したのである。

その資金を元手に銀座で「カルネ」というバーを始めたが、自分の店で働いていた山田波子(やまだなみこ)が独立して店を持つという。しかしその店はカルネと同じビルの階上で、さらに上客だった産婦人科医の楢林謙治(ならばやしけんじ)も奪われてしまったため、今後の経営に影響が出るのは必至。

楢林は産婦人科医院を経営しており、架空名義口座一覧に記載されていたうちの1人。元子は脱税の架空口座をネタにゆすり、まんまと5000万受け取った。更に開店間近だった波子は援助を中止した楢林のせいで店をオープンさせることが出来なくなってしまった。

波子を蹴落とし、金をせしめ、当面は安心してカルネを経営することが出来る。しかし元子はそれだけじゃ満足できず、銀座一と言われるバー「ルダン」に目をつけていた。

しかしルダンはそう簡単に手に入る金額ではないため、また資金集めが必要。そこでターゲットになったのが客としてきていた橋田常雄(はしだつねお)。彼は医科進学ゼミナールの理事長で老舗料亭「梅村」を買ったという噂を聞いた元子は「梅村」を頂き転売する計画を立てていた。

元子は梅村を手に入れて転売し、その資金で銀座一のルダンを手に入れることができるのか?

というお話です。

 

もう少し詳しく!「黒革の手帖」の原作小説のあらすじ※ネタバレあり

東林銀行千葉支店の預金係として15年以上勤め上げた原口元子は支店長・次長からの信頼も厚く検印の印鑑まで管理していたので、立場的には次長代理候補と言っても過言ではない。

1冊目の手帖

そんな立場を利用して3年前から顧客の定期預金、合わせて7500万円を横領。横領した預金口座は税金逃れのための架空名義の口座で元子を信用していた顧客は彼女に通帳と印鑑も渡していたので、そうした客の口座から引き出していたのだ。

更に元子は架空名義と実際の顧客の氏名のリストを手帖に記し(1冊目)、その手帖を返す替わりに支店長から「今後一切要求の権利を放棄する」という念書まで書かせることに成功した。

銀行ではこうした横領事件は全国で発生しており、彼女の場合は早期に「自白」したことで銀行側と秘密裏に交渉することが出来たが、銀行は内部調査が定期的に行われるので、そこで横領が発覚して内部告発されるケースも有り、事件が明るみになることもある。

2冊目

元子は銀座で店を経営する前に「燭台」というバーで見習いとして働いていたが、その店に客として来ていたのが楢林謙治だった。彼は楢林産婦人科医院の開業医で架空名義口座リストの1人だ。

元子が「カルネ」をオープンさせてからは、楢林はカルネに足を運ぶようになったが、最近入ったばかりのホステス・山田波子を気に入り、彼女がカルネの階上で店をオープンするための資金援助までしていた。

上客を取られ、挙句同じビルにバーをオープンさせる波子に激怒した元子は、楢林から5000万を奪い取ることに成功。

実は支店長に手帖を渡す前にコピーを取っておいた元子は、楢林から脱税のネタで脅し取ったのだ。金をむしり取られた楢林が波子への援助を中止したことでオープン予定だった「バーデンバーデン」は流れてしまった。

激怒した波子はカルネに押しかけて元子と激しい言い争いになった時、

「銀座で商売できないようにしてやる!」

と啖呵を切って出ていった。商売できなくなったのはアナタなのに・・。

さて、楢林はふと思う。なぜ元子は架空名義口座の存在を知っているのか?最近辞めた不倫相手の婦長・中岡市子が腹いせに元子に情報を提供したのか、それくらいしか思い浮かばず、まさか元子が東林銀行の行員だったとは予想もつかないだろう。

確かに市子に接触した元子は彼女から病院の裏帳簿を入手(2冊目)しており、それは2冊目の手帖と言っても良いでしょう。

ちなみに元子は市子と接触して退職金を楢林から回収してきてあげると言い、彼女に渡したのは5000万の内の1000万だけ。4000万はちゃっかり自分の懐に入れてしまったのである。

楢林は後に東京国税局に脱税疑惑で起訴されてしまったことから、病院の経営が危うくなるのは必至。彼は元子が情報をリークしたと思っているに違いない。

3冊目

楢林の知人で「医科進学ゼミナール」の理事長を務める橋田常雄はカルネのママ・元子にゾッコンになっていた。

予備校は儲かるとは言え、彼は裏口入学を斡旋することで多額の利益を得ていた。最近亡くなった江口大輔議員は分教界に顔が広く、橋田は江口議員と金銭的な授受があり、そのかわり江口議員の口利きで裏口入学もスムーズに行われていたのではないかと思われている。子供のために何百、何千と資金を提供できるのも医者ならでは。そうしたお金が橋田を通じて大学関係者や故江口議員に流れていた。

橋田は江口議員のご機嫌取りのために医科進学ゼミナールの校長に江口の叔父を当てていたが、江口が亡くなった途端、叔父を首にし、別の議員と関わるようになった。

非情とも言えるこのやり方に立腹していたのが江口議員の秘書で橋田が連れてきた安島富夫。安島は地元の福岡で衆院選に立候補するためにあちこち飛び回っていた。

そんな頃、料亭「梅村」で女中として働いている島崎すみ江(しまざきすみえ)が、「梅村」が近く店を閉めるので「カルネ」で働きたいと申し出てきた。

すみえいわく、梅村はパトロンの江口議員が亡くなった事でオーナーの梅村キミが廃業を考えており、橋田がその土地を買ったという。

元子は銀座一と称される憧れのバー「ルダン」が売りに出されるという噂を聞き、購入資金を集めるための第3の手帖を考えていた。そこでターゲットになったが「梅村」を最近手に入れた橋田だった。

橋田とホテルで会う約束を取り付けた元子はすみえをホテルへ行かせ、二人はそのまま関係を続けるようになった。一応不倫ということになるので、手切れ金として橋田から少額であるが後日1500万頂くことに成功した元子は、更に橋田から本題とも言うべき「梅村」の権利書を安く譲ってもらう交渉を重ねた。ちなみに1500万のうち、500万をすみえに渡す予定である。

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橋田をゆすったネタは?

医科進学ゼミナールの校長をクビになった江口の叔父は任期中に橋田の悪行を詳細にノートに記していた。裏口入学で資金を提供した親御さんとどこで会い、幾ら提供されたのか記載されている(3冊目)のだ。

そのノートは江口議員の叔父なので、江口の秘書だった安島から元子は聞いたのである。安島もまた元子に好意を抱いていたので、叔父からノートを借りることが出来るといい、元子は第3の手帖を手に入れることができたのだ。

この裏口入学の確たる証拠を突きつけた元子は橋田に「梅村」を5000万で譲ってもらうよう要求。梅村の地価は約1億6800万円なので3分の1というとんでもない金額で譲り受けようとしていた。

橋田には一ヶ月後に元子名義に変更するという「念書」を書かせる徹底ぶりで、上手く転売すれば2億円近いお金が入ることになる。そのお金で、憧れの「ルダン」が自分の物になる。

長くなってしまったのでページを分割しました・・・^^;

気になる壮絶な結末は次のページで・・・

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