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誕生日の熱い夜
彼が大事な話があるということで
内心辞めさせられるのかと思ったら、この関係を続けていきたいから雇用関係をもう少し改善していきたいという。
切られるとばかり思っていたので、
思わず嬉しくなり彼に抱きつき、
「ひらまささん、私の事好きにんればいいのにな~」
と何気なく言ったら彼は素直に「好きですよ」と言ってくれた。
ミクリを抱きしめ三度目のキスをする津崎。
これで多少自信がついたのか、
添い寝をしたいと言う彼女を自分の部屋にいれて小さなシングルベッドで抱き合う二人。
ええ、ようやくこの日が来ましたね(笑)
アレは思うようにはいかなかったみたいですが
朝までイチャイチャしていたのだから以前の二人とは大違いです。
二人に足らなかったのはお互いの気持を確かめ合うこと。
みくりさん、僕の事好きですか?
と質問する彼に
「好きですよ、たぶん、あなたが想像する以上にね」
という予想以上の答えが帰ってきて嬉しすぎてたまらない彼。
そうか、彼は自分が好かれているとは絶対に思わないタイプ。
そして彼女は雇用関係なので「好きです」とは言いづらかったということ。
関係を壊したくなかったから一歩踏み出せなかったのは仕方ないけど
彼の場合は特にね~、大変だったと思いますよ。
ハグしてキスしたらさ~、普通ならとっくに暴走してますからね、ええ・・。
籍を入れると雇用関係はどうなるの?
お互いの気持を確かめ合い、
ある意味本当のアツアツ新婚カップルになってしまった二人。
あれほど自信が無かった彼も一線を越えてしまうと後は早い。
籍を入れたほうが良いんじゃないかなと言う彼に、
本当に結婚したら雇用関係はどうなるの?
と素朴な疑問を投げかける彼女。
現在、風見宅にも家事代行サービスに行ってるので
それは辞めて欲しいということと、時間給じゃなくて月額固定にしませんか?という。
サービス残業になる恐れが!そして副業禁止?
それってブラック企業じゃん!!
と、心のなかで叫んでしまったミクリ。
愛だの恋だの騒いでいたけど、
二人の雇用関係はしっかりと残して行きたいと考えている彼女。
とにかく働いた分の対価がほしいと主張してるわけです。
で、本当に結婚してしまうと無償で家事をやらなければならなくなり、そうなると今までどおりのクオリティで仕事をこなすことは出来ないと言う。
ココらへんが、読者の意見が別れる部分なんですよね~。
お互い好きなんでしょ?結婚して普通の夫婦になるべき
というのと、
仕事は仕事、雇用関係を維持したいという彼女の意見も分かる
でも夫婦間でお金をやり取りするのは意味が無いのかなと思うし、
彼女が言うには「だったら風見さんのところで働いてもいいですか?」
とか言ってるけど、イヤイヤそうじゃなくて、
就職できなくてもバイトは有ると思うから他の仕事を探せばいいのに・・と思ったり。
とにかく彼女は仕事に対する意識は高いけど、家事代行にこだわるのは何故だろうか?
確かに彼は家事が苦手。
共働きになったら自分も家事をやらなきゃいけないのは嫌だとはいってたけどね。
初めてのデート
そんな雇用関係の問題はひとまず置いといて、
二人が始めてデートをすることになったんだけど
実はキチンとしたレストランでプロポーズをしたいと彼が言い出したのだ。
しかも当日は外で彼女を抱きしめるという大胆さ。
一線を越えてしまうと彼のようなタイプでもこんなに変わってえしまうものなのか。
彼の気もちは嬉しいけど、雇用関係が気になってしまうミクリでした。
次はいよいよ新刊7巻の内容で~す♪