【厳選】安藤百福の心に残る名言集

商品の名言

商品は美味しくても、飽きが来てはいけない

本物だけを全力で売れ

人々の感動を呼ぶような商品を作りなさい

ラーメンを売るな。食文化を売れ

市場調査は過去のデータに過ぎない。私なら3人に聞けばわかります。

マーケティングの一つとして市場調査はとても大切なことですが、彼の場合はそこに重要性を感じなかったのでしょう。大切なのはニーズと独創性。

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「理想的な商品を考えてから、生産設備を用意しなさい。生産しやすい商品を開発目標にしてはいけない」

私は毎日ラーメンを食べている。私は生き証人。これ以上の説得力はない

確かに彼は、毎日チキンラーメンを食べていたそうです。それで96歳まで現役だったわけですからチキンラーメンが体に悪いということは決してありません。むしろ様々な栄養素を含んだチキンラーメンを「スープ代わりに」「補助食品として」食べれば健康的です。

経営者の名言

社長とは権力ではない。責任の所在を示している

苦言に耳をかさない経営者は必ず会社に危機を招く

息子と親子喧嘩のエピソードがあったり、どちらかと言うとワンマンタイプで頑固者のイメージですが、経営に対する姿勢は社長の鏡ですね。

ただし、その中でも「厳しさ」という側面もありました。「若いうちは首根っこを押さえてしごくくらいがいい」と、自分に厳しく生きてきたからこその厳しさもありましたが、「社員の心を癒やす経営も大事」という言葉も残しています。

「企業買収が盛んだが、金さえあれば何をしても良いというわけではない。人間の心まで金では買えない」

組織の名言

「仕事をするのは組織ではなく人である」

「人手を集めるばかりが能ではない。力のあるリーダーが一人いれば仕事は発展する」

「協調は大事だが、競争することはもっと大事だ」

「競争とは知恵比べである」

「君たちはサラリーマンだから属人的な発想しかできない」

優秀なリーダーがいて、しっかりと舵を取れば企業は成長する。特定の人間しか出来ない業務は効率が悪い。誰でも出来るようにマニュアル化することで組織が円滑に動くのです。

仕事の名言

失敗してから言い訳を考えるな

自分のことはあとからでいい、人のためにすることを考える

自分の足で歩き、目で確認しなさい。そうでなければあなたの話に重みも説得力もない

ぼくはベンツなんかよりタクシーで十分だ

私はラーメンを売っているのではない。時間を提供しているのだ

即席ラーメンは手軽さ・食べやすさ・美味しさを追求していますが、調理する時間を大幅にカットすることが出来るという最大のメリットがあるんですよね。

いかがでしょうか?彼の言葉を見てみると、どんな経営者だったのか何となくイメージが湧いた方も多いと思います。

書籍「インスタントラーメン王 安藤百福かく語りき」より

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安藤百福のプロフィール

(出典:https://www.nippon.com/)

生年月日:1910年3月5日~2007年1月5日 満96歳

出身校:立命館大学専門学部経済学科

台湾から日本へ移住。メリヤス製品の輸入販売、製塩事業、軍需工場の経営など、様々な事業を展開。巣鴨プリズンに収監されるんど波乱の人生を送り、無一文から40代でインスタントラーメンの開発に成功。チキンラーメン、カップヌードルで一流企業へと成長させた。2018年現在、息子の宏基氏が日清食品のCEOに就いている。