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親密になっていくコウ先生とトキワさん
良きビジネスパートナーであり、プライベートでも夕食を共にしたり姉さん女房のような存在のトキワさん。
一緒にいる時間が長ければ、どうしても別の感情が芽生えてしまう。しかしトキワさんには7年間消息不明の夫がおり、いまでも待ち続けている彼女。
コウ先生とトキワさんはお互いに何となく意識しているけど、既婚者であるがゆえに、一歩前に踏み出すことは、あえて避けていた二人。
ですが、インフルエンザでトキワさんが倒れ、改めて彼女の存在が大きかったことに気づいたコウ先生は、
「ずっと待ってる。カセが外れるまで。」
これは名字の「加瀬」と「足かせ」を掛けて言ったのですが、プロポーズに近い言葉ですよね。彼女もまんざらではなく、そろそろ決断をしなければいけないと思っていた頃。
ですが、思いもよらぬ奇跡が起こってしまったのです。
トキワさんの夫が生きていた！
南米で消息を絶っていた夫が記憶を失くしたまま山奥の農村で生きていたという。実に7年ぶりの生還です。
急いで現地へ飛んだトキワさんは、言うまでもなく帰国しても夫のそばに居なければいけないので、坂の上動物病院を退職する事に。
仕事もプライベートもベストパートナーとして同じ道を歩むはずだった彼女。ショックを隠しきれないコウ先生に追い打ちをかけるような出来事が発生するのです。
病院が炎上！
7年ぶりに生還を果たした獣医師のスクープニュースは話題となり、早速嗅ぎつけた記者が不倫疑惑のコウ先生を尋ねてきたのです。
コウ先生は追い返したのはいいですが、この記者が捨てたタバコが原因で病院が炎上。幸い患者はおらず、カルテも無事でしたが、半焼となってしまった。
連続して降りかかる不幸に泣き崩れるコウ先生。しかしそんな彼に優しい言葉を掛けてくれたのがあの同級生の名倉でした。
「今は落ち込んでもいい、でも周りには仲間がいることを忘れるな！」
「こんないい病院なくしてたまるか、何度でも助けてやる！」
私はこのシーンでホロッと泣いてしまいました・・。
再スタート
コウ先生は堀くんに「ここに残って欲しい」と言ったけど、実は堀くん、教授の推薦を既に断っていたのです。
大学を卒業したら正式に坂の上動物病院で働くことになり、その時は副院長として活躍する。そして堀くんの紹介で坂の上でバイトをしていた先輩の滝くんも継続して働くことに。
続編ではこの二人の活躍が描かれますからね。
そして別れの挨拶に訪れたトキワさん。コウ先生が、ありがとうと言いながら彼女を抱きしめるシーンは、複雑ですね。
大地くんが居て3人は家族のようなシーンがいっぱい有りましたが、恋人のような言動はありませんでした。トキワさんも「ありがとう」と言いましたが、抱きしめようとした手をグッとこらえていました。
多分、彼を抱きしめてしまうと気持ちが抑えきれなくなる、忘れられなくなってしまうからでしょうか。これから夫と過ごすわけですから、やはり大人の女性だなと思いました。
看板犬のダイキチは大地に懐いていたのでトキワさんが連れて行くことになったのです。
おわり
放映が始まったら、1話～最終回までのドラマ感想を書いていきます！
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