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映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」原作小説の感想とあらすじ、面白いラブストーリー

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ベストセラー小説が映画化、バレンタインイブに上映スタート!という事で
原作小説を読んでみる事にしました。

映画情報 / 「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
2015年2月13日(金)~ロードショー

関連:映画感想「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」公開初日、観てきました

女性人気が高いとはいえ「官能的な小説」の単語だけ聞くと読み辛い印象?かと思いきや!
※本ページ前半はネタバレ無し、後半ではネタバレ要素を含む文章があります。

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レビュー(ネタバレ無し)嬉し恥ずかし初恋ラブストーリー+α

女子大生である主人公アナのお喋り言葉で書かれたソフトな文章は好感が持て、
楽しく読めました。

内容を凄く簡潔に表わすと「嬉し恥ずかし初恋ラブストーリー」。プラス、
二人の距離を遠ざけがちな複雑な価値観の違いが、この物語の大きな特徴です。

女性なら誰もが憧れる、運命の王子様とのシンデレラストーリーでもあるので、
煌びやかなロマンチックシーンも山盛りで私(女性)を魅了します。

恋の相手はゴージャス×イケメン×クール×セクシー×ミステリアスな男、
とても魅惑的な若き実業家なのです。

エレベーターでの情熱的な壁ドン!初めてのキスにドキドキ。
住む世界の違う男女が恋に落ちウキウキしたり、苦悩して溺れる物語に引き込まれました。

そして、丁寧に細かくリアルに描かれる官能表現は、確かにエロイ(笑)。

主人公アナが恥ずかしがり屋のバージンなだけに、初々しく好奇心溢れる
女性目線の甘く燃えるエロ表現が情熱的です。

そして、クリスチャンの美貌とテクニックと魔的な嗜好性が刺激的。

しかし、ただ刺激的なだけでなく純粋な恋心もじっくり描かれ、二人それぞれが
互いの影響で変化する様子が魅力的。それぞれに歩み寄る努力をする姿にきゅん。

恋した相手に嫌われたくない乙女心…自分と180度違う彼の価値観に従える?
彼が喜ぶなら…という気持ちは凄く分かるけど、私が友人だったら別れさせたいですね。

クセがあるから好きになる、キャラクターたち

素朴で考え過ぎる女と複雑で影とトゲのある男、二人が奮闘する姿を見ていたら
すっかり二人が好きになりました。

アナもクリスチャンも、凄くキュートな一面があるんだもの。(見てる分には)
冗談の言い合いシーンも好きです。

アナは、クリスチャンの周りには居なかったタイプの女性なんでしょうね。
クリスチャンがアナの言動にポカンとしたり、恋の初体験を楽しむのもキュート。

私の脳内では、クリスチャンが若し頃のレオナルド・ディカプリオで再生されちゃいました。

アナの友人ケイトや双方の家族達などの脇役も、ちょっとクセのある魅力的な
キャラクターが揃っています。

クリスチャンの環境との対比なんだろうけど、アナを心配する無償の親心が余計
温かく感じました。ママの的を得た恋のアドバイスには、私も思わず「ナイス」

夢見る乙女の想像ではなく、過去に乙女だった主婦が描く大人の妄想ストーリー
という感じだから、主人公だけでなく男性陣や親など登場人物がリアルなのかなと思います。

刺激的な所を抜いて考えると、2014秋の人気ドラマ「きょうは会社休みます。」
と似てるのかも!(←好きで見てたので)と、ふと思い出しました。

小説のあらすじ

小説を翻訳した池田真紀子さんの素晴らしいあとがきに惚れて、一部抜粋引用しました。
ギュッと要素が詰まっていて、さすが!

生まれて初めて惹かれた男性。
その人には、常軌を逸した契約書と鞭と地球一個分くらいの問題がおまけで付いてくる。
アナは迷いを捨てて彼の胸に飛び込んでいけるのか?
(引用元:早川書房「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」訳者あとがき)

軽く、二人の主要人物を紹介しておきますね。※( )内は映画でのキャスト。


アナ・スティール(ダコタ・ジョンソン)

成績は良いけどおっちょこちょいで恋愛経験のない女子大生21歳、もうすぐ卒業。

友人の代理で会ったクリスチャン・グレイに一目惚れしてしまう。酔うと強気。
純情で真っ直ぐ、臆病だけど頑固で知性がありウィットに富んだ発言が可愛い。

同年代男子にそこそこモテるけど友人止まり、理想が高いのかもしれません。


クリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)

27歳にして会社の最高経営責任者(CEO)を務める、財産と才能に溢れるイケメン。
動作が優雅で、笑みと香りがセクシーという上質のモテ男。

クリスチャンもアナに興味を持ち、厳重に隠している秘密を共有しようとする。
恋愛経験は偏っているが豊か。なかなか明かされない過去が彼を縛っている様子。


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小説は上下巻でボリュームがありますが、この後さらに2部あるシリーズ物です。
全部で3部作になっているので、1作目はひとまず終了という感じ。先が読みたい!

映画の原作名は1作冊目の名前しか載っていなかったので、ここで終わるのかな?

後半では、ネタバレを含む感想つぶやきをしています。
「求める物が違い過ぎる二人、それぞれの切なさにきゅん【ネタバレ含む】」

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レビュー【ネタバレ含む】求める物が違い過ぎる二人、それぞれの切なさにきゅん

二人の距離は、近付いたり離れたり…。
恋の有頂天な喜びは可愛らしく、不安な様子や苦しみはガンバレと言いたくなる
そういう部分では純愛ラブストーリーと言えると思います。

しかし、求める物が「対極」とも言える女子大生アナとイケメン実業家クリスチャン。

年齢や経験・立場の違う二人のすれ違い以上に大きく異なり、二人の障壁となる
のは「恋人に求める物の違い」です。

愛情表現の違い(ロマンチックに対して、SMプレイ)以上に、体で愛を交わす
時に肌の接触を徹底的に拒まれるのは、耐えがたく大不満な制約だと思います。
(少なくとも女性である私は、そう)

しかも、触れない理由を1ミリも教えてくれ無いのがモヤモヤ。不安がモリモリ…

せめて自由にクリスチャンを触る事が出来たら、展開は違っていたんだろうな。
そう思うと、作者による「彼女が彼に触れない」設定ってのは凄く効果的な成分ですね!

もどかしいからこそ、人気のラブストーリーなのかもしれませんが、第3部が
終わるまでには色々な呪縛から解放されてハッピーに愛し合って欲しいなっ。
アナとクリスチャンに幸あれ!

関連:映画ネタ「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」タイトル意味、予告と小説比較、原作の原作!?

関連:映画「きっと星のせいじゃない」原作の感想

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