2017年10月から放送スタートする朝ドラ「わろてんか」。
モデルは吉本興業の創業者の妻・吉本せいさんです。これまで個別で創業者とその家族たちを書いてきましたが、こちらでまとめてみました。
朝ドラを見ながら、気になる史実がありましたらぜひ参考にして頂ければと思います。
もくじ (文字クリックでジャンプ出来ます)
創業者の妻・吉本せいの意外な性格
当時、女性が社会進出をするというのは、まだまだ理解されない時代に夫ともに寄席のオーナーになったことで人生が一変。夫は芸が趣味で家業そっちのけで遊んでいましたが、それが結果的に吉本家を救う形となったのです。
夫を早くに亡くし、弟たちとともに劇場を増やし、その名を全国に轟かせた彼女。芸人をプロデュースするだけでなく、自身もちゃっかりプロデュースするなど、彼女らしい経営手腕で会社を大きくしていきました。
詳しくは知りたい方はこちら
波乱万丈「わろてんか」のモデルになった吉本せいの生涯・やきもち焼きだった?
遊びが本業になった創業者・泰三
(左から二番目が夫の泰三)
女性実業家ということから妻である吉本せいが何かと注目を集めてしまいますが、あくまでも夫の泰三が吉本興業部の創業者です。妻の細やかなサポートのおかげで大阪の劇場を次々と手中に収めることに成功しましたが、夫の存在も大きかったのは事実でしょう。
しかし金回りが良くなると、どうしても遊びに出ていってしまう癖は治らなかったみたいで、せいを困らせていたようです。
夫について詳しく知りたい方はこちら
母親に結婚を認めてもらえず早死にした息子のえいすけ
長男は幼い頃に他界したことで、次男のえいすけを溺愛し、たいそう大事に育て、大人になるのを待ち焦がれていた母親のせい。
しかし成人したえいすけがトップスター歌手と大恋愛し、子供を身ごもりましたが母親は大反対。相手が気に入らないというよりも、どうやら息子の結婚が気に入らないらしい。
さらに、せいにとって悪いことは続くもので、溺愛したエイスケが20代でこの世を去ってしまったのです。
吉本興業部と暴力団の関係
警察官を退職したOBの方を雇れたり、闇社会の人間と付かず離れずの関係を続けてきた吉本。
組織を利用して逮捕された身内の人間や、組同士の抗争に発展した事件に巻き込まれるなど、闇社会と関わったことで、そうした予想されるリスクが実際に起きていました。
事件の詳しい内容はこちらでまとめています