「まんぷく」あらすじのネタバレ・最終回の結末!発明家の夫を支える福子の手腕

2018年10月1日(月)~2019年3月30日(土)まで放送される新しい朝ドラが始まりました!

ヒロインの安藤サクラさんと夫の長谷川博己さんによる、インスタントラーメンを開発した安藤百福夫妻の波乱万丈の人生を描いた作品です。

今回はあらすじのネタバレと最終回の結末など徹底紹介していきます!

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「まんぷく」のあらすじネタバレと最終回の結末(随時更新)

ここではNHKから出版されているガイド本とモデルとなった安藤百福夫妻の書籍を元にご紹介してきます。

もちろん放送を追いながら随時更新していきますので、たまに覗いてみてくださいね♪

タイトルに込めた3つの意味

制作統括の真鍋氏いわく、「まんぷく」には3つの意味を込めたそうです。

「満腹」

「世界中の人達をお腹いっぱいに満たしたい」という思いを反映。

「萬福」

ヒロインの福子と夫の萬平の頭文字を取り、夫婦の「絆」を表している。

「万福」

万福の意味は「幸福が多い」「幸せに満ち溢れている」です。

上記の3つの意味と、「ぷく」という音の響きの良さで迷うこと無くこのタイトルに決めたそうです。

タイトルバック(オープニング)に込めた想い

安藤サクラさんがドリカムのテーマソングをバックにコミカルに動き回るタイトルバックが印象的。

走ったり、山を登ったり、時には転んだり・・。ヒロインの福子とその家族が荒波に揉まれながら険しい道を突き進む。苦難の連続だけど、それでも前を向いて人生という冒険を進む。

そんなイメージを考えた時に「福子が歩く」というイメージが浮かんだのだそうです。

波打ち際を楽しそうに歩いたり、鬱蒼と茂る山の中を登ったり、そして突然倒れ込んだりと、珍しいタイトルバックですが、実は安藤サクラさんのアドリブだったんですね。

「まんぷく」の全体像とストーリーの流れ

朝ドラ「まんぷく」は日清食品の創業者・安藤百福夫妻をモデルにした物語。

百福さんの資料は沢山あるのに、仁子(まさこ)さんの資料がない。」ことから、脚本家の福田靖さんもストーリーの組み立てに困ったそうですが、仁子さんのお母さんが口癖のように言っていた「私は武士の娘です」という言葉でドラマのプロットが決まったそうです。

上記のようにモデルは存在しますが、物語の80%はフィクション。そしてストーリーの重要なポイントは3つあります。

1、夫婦と家族の絆

2、ペップトーカーでマネジメント能力に優れたヒロイン

3、偉大な発明の裏にある苦難の連続

脚本家の福田さんいわく、失敗を繰り返す発明家の夫を励まし支える妻を描いても、ありきたりでつまらないドラマになってしまうので、「武士の娘」という凛とした女性の母親が入ることで、朝ドラらしい波乱万丈のドラマが生まれるかもしれないと思ったそうです。

母親は昔気質の性格で「男は地に足の着いた仕事をする」のが当たり前だと考えている。しかし福子の夫は発明家で収入が0の時も当然ある。母親と一緒に暮らせば当然対立も生まれますが、そこを上手く両者の間に入って仲裁をするのがヒロインの福子。

ストーリーを考えた時「究極のマネジメント能力がある女性」が浮かんだそうです。普通なら両者に挟まれストレスを抱えてしまいそうですが、ポジティブでおおらかな福子は二人の立場を尊重しながら理想的な方向へ導く。

そして何度も挫折する夫を励ます彼女は「人をやる気にさせるペップトーク」が得意で、夫が成功したのも彼女の存在が非常に大きく、心の支えというストーリーが見えてきます。

ひとくちメモ

制作統括の真鍋さんがこの物語の切り口を探していた時、福田さんから「敗者復活の物語」という言葉を貰ったそうです。その言葉を指針にして朝ドラの制作が始まったそうです。

「まんぷく」の最終回ネタバレ(随時更新)

NHKドラマガイド「まんぷく~Part1~」では第16週までのあらすじが紹介されており、物語の中盤まで知ることが出来ます。モデルの情報なども踏まえながら内容は随時更新していきます♪

直近のあらすじ【第3週】「そんなん絶対ウソ!」をざっくりと

軍需物資の横流しの罪で収監されてしまった立花萬平。福子は友人と共に留置所を訪れて無実を訴えますが、憲兵は聞く耳を持たず。福子は会合のために大阪東洋ホテルを訪れた大阪の経済界の大物・三田村に協力を求めると、世良が交渉役を買って出てくれた。

世良は横流しをしたのは加地谷だという証言を得て、加地谷が萬平に罪を着せようとしていたことがわかった。やがて萬平の無実が証明され、釈放されることになったが、加地谷は行方をくらましてしまった・・・

第3週を詳しく知りたい方はこちら

中盤までのあらすじ

2019年1月中旬までの放送分のあらすじが書籍で紹介されていますので、分かっていることを箇条書きでまとめてみました。

1、姉の咲が結核で亡くなる

2、軍需物資横領疑惑で萬平が逮捕されるが共同経営者の裏切りだと判明。

2、福子と萬平が大阪東洋ホテルで結婚

3、戦後、泉大津で「たちばな塩業」を立ち上げる

4、昭和22年、萬平と福子の男児「源」が誕生

5、戦地から帰ってきた咲の夫・真一が事業に協力

6、栄養食品「ダネイホン」の開発・販売

7、脱税容疑で萬平が不当逮捕される

長女の「幸」を出産

8、釈放された後は「たちばな塩業」も栄養食品事業も手放す

9、信用組合の理事長に就任

10、小田島製作所の万能調理器に出資

11、梅田銀行から資金援助を打ち切られる

12、自宅を担保にしたが信用組合の経営が立ち行かなくなり自ら退任。

13、自宅を差し押さえられる

14、昭和32年、池田にある自宅から借家へ引っ越し、47歳の再出発。

16週までのあらすじが以上です。スタートから中盤まではインスタントラーメンの開発に着手するまでの半生が描かれる模様。

また、モデルの安藤百福さんが歩んできた人生を再現していることから、今後の展開もある程度は予想出来そうです。

「まんぷく」の後半の流れ(とりあえず予想)

池田にある自宅を差し押さえられ、文無し状態で再出発をした萬平と福子。

物語は47歳で再出発となっていますが、実はモデルの安藤百福さんも47歳で信用組合が倒産し自宅を差し押さえられていることから、モデルの人生にかなり近い展開が今後も予想されます。

ということで、その後の安藤百福さんの人生を時系列に簡単にまとめてみました。

安藤百福、47歳からの再スタート

1957年、47歳でチキンラーメンの開発に着手

1958年、48歳でチキンラーメンの開発に成功し販売。社名を「日清食品」に変更

1962年、特許を申請

1969年、59歳でカップヌードルの開発に着手

1971年、61歳。カップヌードルが発売される

1972年、浅間山事件をきっかけにカップヌードルが爆発的人気に

1987年、77歳で麺のルーツを調べるために中国へ

1997年、世界ラーメン協会の会長に就任

1999年、大阪池田市に「インスタントラーメン開発記念館」が完成

2005年、宇宙食ラーメン「スペース・ラム」が宇宙へ

2007年、急性心筋梗塞により96歳で死去。

ちなみに妻の仁子さんは百福さんが亡くなった3年後の2010年に97歳でこの世を去っています。

チキンラーメンの開発に着手するまでは戦前・戦中・戦後と激動の時代を生きてきた百福さん。苦難の連続で朝ドラのアイデアも尽きないと思いますが、インスタントラーメンの話が出てきてからも険しい道のりが続きます。

開発に着手し、成功までの軌跡が、後半のクライマックスであり、かなり時間をかけて消化していくものと思われます。

家族総出で開発に協力し、軌道に乗せると社員をどんどん増やし、大きな工場で大量生産。いつしか国外でも食べられるようになり、食品メーカーとしては当時は珍しく大企業の仲間入りを果たしたのです。

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朝ドラは福子の巧みなマネジメント力が発揮される

16週までのあらすじで感じたことは、福子は困難に直面しても、どん底に突き落とされても家族の前では「笑顔」を絶やさない太陽のような存在。

でも、けっして彼女は強い人間ではありません。立花家に危機が訪れた時、気丈に振る舞っていた福子は親友の鹿野敏子の前で涙をこぼしてしまうことも。「泣いたことは絶対に言わないでね」と。自分のことで家族を心配させたくないという芯の強さと優しさが垣間見れます。

堅実で心配性の母親とは対称的でチャレンジ精神旺盛な萬平との間で板挟みの福子。そんな彼女は良き緩衝材になっていると思います。

そして何よりも「夫を信じている」からこそ、萬平に従い、励まし、時には夫の成功を信じて、マネージャーのように人にアピールすることもあり、それが功を奏したこともありました。

朝ドラなので「夫の成功」だけでなく夫を信じる「妻の手腕」がしっかりと描かれているな、ということを16週まで読んで感じました。

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最終週・最終回は成功した夫に先立たれる?

まだ先の話なのでこれはあくまでも予想ですが、萬平は食品会社を息子の「源」に託して一線から退きますが、それでも精力的に活動する夫を微笑ましく見つめる福子の姿が浮かびます。

様々な事業に挑戦し、新しい商品を生み出した発明家の夫はやがてこの世をさり、世界中の人達のお腹を満たした夫婦の物語が終わるのかなと思います。

カーネーション以降、ヒロインが死ぬという衝撃的な展開はありませんが、朝ドラではヒロインの死はあまり描いてほしくないですよね。

さて、最終回はどうなるのかわかりませんが、放送を追っかけながら追記していきたいと思います♪

次のページでは第1週~最終週まで「週毎」のあらすじをまとめてみました