「下町ロケット ゴースト」あらすじ&ネタバレ・結末は完全決着の次作で!

ギアゴーストの買収に名乗りを上げた会社

ダイダロスという会社を覚えていますか?冒頭で、ヤマタニに供給する予定だったエンジンを取られてしまったライバル会社ですね。

そのダイダロスがギアゴーストを買収したいと名乗り出たのです。今現在、係争中だということは風のうわさで知ったらしい。

ドラマっ子ドラマっ子

嘘ばっかり。ケーマシナリーの顧問弁護士の事務所とダイダロスの事務所は一緒ですから情報を流したんでしょうね。

買収条件は以下の通り

  • ケーマシナリーとの紛争とその賠償にかかる費用を全額負担
  • ギアゴーストの株式の譲渡を希望
  • 従業員の雇用の保証はしない
ドラ太郎ドラ太郎

う~ん、最後の一文が気になるけど、ギアゴーストの伊丹社長は心揺らいでるみたいですね~。

ポイント!

実はダイダロスの社長・重田とギアゴーストの社長・伊丹は初対面ではありません。8年前、伊丹が帝国重工時代、部品供給をしていた重田工業の社長が重田登志行、会長は重田の父親でした。しかし重田工業は再三のコストダウンに応じなかったため、帝国重工に切られ、6ヶ月後に会社更生手続きに入り、重田親子は経営から外されたのです。伊丹に対して私念がありそうなんですが、なぜ?。

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中川さんと末永さんは知り合いですか?

先日、神谷弁護士がギアゴーストの顧問弁護士である末永先生を疑う発言があったので、立腹して帰ってしまった伊丹社長と副社長の島津裕。

末永はケーマシナリーの顧問弁護士である中川との関係性を否定していましたが、実は司法修習生時代からの親しい間柄で、今でも会食やゴルフをする仲だったのです。

その証拠に、1年前の業界紙に中川と末永の対談内容が掲載されており、この業界紙も廃刊になったので、知られることはないと思ったのでしょう。

ですが今回、神谷弁護士がコピーを入手し、ギアゴーストの社長・伊丹に渡したのです。

「バツが悪い」「合わせる顔がない」とはこのことでしょう。伊丹社長と島津は、神谷に謝罪して、今回の裁判の弁護をお願いしたのです。

末永先生、あなたは解雇です

伊丹と島津は顧問弁護士・末永の事務所を訪問し、契約の打ち切りを伝えた。

この時、伊丹は「ケーマシナリーの顧問弁護士・大川さんとはお知り合いじゃないんですか?」と聞いたけど、改めて関係性を否定。

伊丹と島津は帰り際、例の業界紙を末永に渡し事務所を後にする。トートバックを忘れた島津は、末永の事務所に取りに戻りましたが、実はトートバックにはICレコーダーが忍ばせてあったのです。

伊丹と島津が辞去したあと、末永は慌てて中川に電話したのです。

「おい、完全にバレてるぞ!」と。

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伊丹と重田の関係

ポイント解説で伊丹と重田の関係はお伝えしましたが、重田がなぜギアゴーストに手を差し伸べたのか?

伊丹は帝国重工時代、機械事業部の収益を改善するために重田工業を切るという大鉈を振るったわけですが、その後は当然ですが、帝国重工に対する世間の風当たりは相当なものになりました。

伊丹の上司・的場俊一(現在時期社長候補)は、世間や下請け会社の不信感を払拭するために伊丹をスケープゴートに仕立てて、帝国重工の悪のイメージと共に伊丹を闇に葬り去ったというわけです。

ドラ太郎ドラ太郎

闇に葬り去るっていうのは、総務部に異動させるってことね。

ドラマっ子ドラマっ子

ギアゴースト共同経営者の島津さんが総務部のことを「帝国重工の墓場」って言ってたもんね。

ちなみに、伊丹と島津は総務部で知り合い、その部からは絶対に抜け出せないと思い、二人は辞職して起業したということです。

さて、話を戻して重田がなぜ伊丹に声をかけたのか?

重田は「伊丹も帝国重工の被害者」だといい、的場を見返してやりたいなら俺と組み、一緒に戦おうと思って買収を提案したという。

ドラ太郎ドラ太郎

重田の言うことを全て鵜呑みには出来ないけど、かなり気持ちは傾いてきてるのは確かだろうね。

さて、次のページではいよいよ裁判の結果が明らかに!